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全国一般東京東部労働組合の記録

大久保製壜は金儲け優先をやめろ!7.7ストライキ行動

2020年07月08日 10時02分58秒 | 労働組合

労働者の命を守れ!
重大労災から一年 ストライキ行動に150名が結集

昨年7月7日、(株)大久保製壜(大久保統社長)構内テント倉庫において、重大な労災事故が発生しました。戸谷組合員と職場の労働者2名が崩れた製品の倒壊の下敷きになり、レスキュー隊に救い出されました。3名の仲間は腰椎骨折・両足かかと複雑骨折等大怪我を負わされるなど、文字通り「殺されかけ」ました。この重大労災事故は、組合が多段積みの危険性について度重なる警鐘をならし、改善を求めていたにもかかわらずそれを放置していた会社に責任があることは明らかです。

組合は事故直後より労災の責任追及、多段積みの根本的な解消、「金儲け優先」体質をあらため、労働者の命を守れ、と会社に求めています。しかしこのかん、会社は根本的な問題解決を図ろうとせず、被災者である戸谷組合員への損害賠償も事実上拒否し、「この問題はもう終わったこと」との姿勢に終始しています。

東部労組大久保製壜支部は重大労災発生から1年となる7月7日、ストライキに決起し、「金儲け優先」の会社に対して抗議の声をあげ、労働者の命と健康が守られる職場環境を求め、社前集会を行いました。

全国一般・全労働者組合東伸社ユニオンとの共同行動の一環として行われたこの集会には、東部労組各支部・地域・友好労組の仲間150名が駆けつけてくれました。

司会進行を務めた大久保製壜支部の金澤委員長が冒頭、人と人との距離を取ったりマスクを着用したりするなどの感染防止対策を参加者に要請し、集会は始まりました。

総合サポートユニオン(自販機ユニオン)、全労ユナイテッド闘争団、JAL争議団の仲間、全国一般全国協、墨田労組連、東部全労協、葛飾区労協、京成労組の民主主義を守る会、プレカリアートユニオン、東京管理職ユニオン、国労千葉、東京清掃労組葛飾支部の仲間から連帯のあいさつを受けました。
いずれの発言者からも、会社の労働者の安全軽視に対する怒りが表明され、真剣な訴えで会社を糾弾しました。

集会最後に大久保製壜支部組合員ひとりひとりが闘う決意を表明、「大久保製壜は金儲け優先をやめろ!」のシュプレヒコールが周辺に響き渡りました。


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