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4月22日、日本弁護士連合会(日弁連)が主催する「貧困・差別・労働災害の実態 ~今こそ派遣法の抜本改正を~ 4・22緊急院内集会」が衆議院第二議員会館で行われました。
東部労組HTS支部も参加。会場いっぱいで立ち見がでる程の参加者、弁護士、マスコミ、社民党福島みずほ党首をはじめとする各政党を代表する国会議員を前に大島組合員が派遣添乗員=登録型派遣という働き方の問題点、それを会社が利用することでの塩田委員長への不当なアサイン停止=事実上の解雇の卑劣さ・不当性を訴えました。会場からは大きな共感の拍手がおきました。
HTS支部は今後もさまざまなところで塩田委員長アサイン停止問題の不当性を訴えていきます。また、労働者を簡単に「使い捨て」にできる登録型派遣の問題など、派遣法の抜本改正についても闘いを進めていきます。
JTB○物語の旅のしおりには「労働基準法により添乗員は勤務中、一定の休憩時間を適宜取得することとなっておりますので、皆様のご理解をお願い申し上げます。」なんてもっともらしく最初のページに書いてありますが、どこで、いつ休憩取ればよいのか、会社側からのアドバイスはまったく無し。
まして、ほとんどが長距離のバス移動、「今から私は仮眠を取り、休憩します」なんて言えない。
8日間のツアーで平均労働時間14.5時間。
あたかも添乗員を優遇してるかの記載の仕方に憤りを禁じえません。
添乗員の仕事時間は24時間、と考えているのは、お客様も一緒だから。
「今回休憩取れましたか?」と聞かれ、
「ムリです」「ですよね~。はい、お疲れ様でした!」
で、終わりです。
始めから休憩の取れない行程を作っておきながら、
日報に休憩時間を記載する欄が形ばかりにある。
深夜早朝が続いても、例え朝3時出発でも時間外手当は2時間しか支給されないなんて馬鹿げてます。
臭いものにはふたをするという体質が見えます。つまり、皆、この問題にはあえて触れようとしない。
なかでも卑怯者はTCSA、自分たちは関係ない、を決め込み、ダンマリ。
こういう問題こそTCSAが率先して添乗員に指針をアドバイスするべきだと思うのですが・・、やっぱり法改正しかないと思います。そして違反会社には厳しく罰則を適用していくしかないのでは。