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2.20 東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ控訴審判決日に結集しよう!

2019年02月13日 14時34分51秒 | 東京メトロ売店

2.20 東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ控訴審判決日に結集しよう!

東京メトロ駅売店の非正規労働者でつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部が、正社員との賃金差別をなくすために闘っている裁判の控訴審判決が2月20日(水)午後3時に東京高裁812号法廷で言い渡されます。すべての労働者・労働組合は裁判所に集まってください!

同支部は2009年3月に結成して以降、正社員と同じ駅売店で同じ仕事をしているにもかかわらず自分たち非正規労働者が著しく差別されている現状に対し、差別撤廃と正社員化を会社側に求めてきました。2014年5月に裁判闘争をスタートし、2017年3月の東京地裁による不当判決に屈さず、ストライキや大衆行動と一体で東京高裁での控訴審を闘ってきました。

なぜ「非正規」という理由だけで退職金がゼロでいいのでしょうか。なぜ賞与が正社員の5分の1でいいのでしょうか。裁判で請求している3年間で勤続年数などが同じ正社員の賃金(退職金・賞与・諸手当含む)が1434万円であるのに対し、原告のひとりの加納さんは685万円です。半分にも達していないのです。

定年退職時に正社員だけがパーティに呼ばれて記念品が贈られるのは正当でしょうか。社内報で正社員は顔写真付きでねぎらいの記事が掲載されるのに非正規労働者は名前すら記されないのは正当でしょうか。休憩室も与えられず外食に行くお金もなく駅のベンチで昼ごはんを食べざるをえないのは正当でしょうか。

こうした差別の実態に裁判所が誠実に向き合えば、組合員の訴えを正当なものとして認める以外ありえません。

この闘いはメトロコマース支部だけのものではなく、全国2000万人の非正規労働者の生活と尊厳がかかっています。今こそ正規・非正規を問わず、すべての労働者が団結して差別をなくそうではありませんか。差別と分断によって利益を独占している経営者に対し、よってたかって怒りの声をあげていこうではありませんか。ぜひ2月20日の判決日に結集してください!

【東部労組メトロコマース支部 非正規差別なくせ裁判控訴審判決行動】

★2月20日(水)の行動スケジュール

・13:30~ 東京高裁正門前アピール行動(30分程度で終了予定)

・15:00~ 判決言い渡し(東京高裁812号法廷)

・判決後 東京高裁正門前で旗出しとアピール

・アピール後 判決報告集会(弁護士会館5階502AB)

※ 雨天決行

※ 労働組合の方はできるだけ旗を持ってご参集ください。

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