ISO9001:2015には、およそ40年前にトヨタ自動車の川島吉男様から計量管理の講習会で教えていただいたことが取り入れられた。これから3~10年するとISO9001を運用する事業所に大きなメリットを与えると予想している。
その理由は、これまでのISO9001は、不良品を発見するために測定が持っている機能を活用していたが、2015年版からは測定機能を適切な場面で取り入れることになったことである。これにより製造業者が効率的な製造のために行う測定を意識することになる。
計量管理関係者は、測定誤差などへの関心が強くて製造の場面での測定を使う意識が薄い状況であるが、製造業ではISO9001を運用するなかで測定のみが持っている機能を発見して、測定活用によるメリットが生まれることが予想できる。
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