品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ビッグリスク及び大成功と測定活用

2016-04-24 07:19:32 | 品質計量管理
巨大なリスクを起こした企業に勤務している社員には、ボーナス、給料の減少、さらには職場移動、時には退職が迫ってくる。大成功している企業の社員はボーナスも増え昇給している。

大成功した例を見てみると自然現象を利用した例がある。

■ ピラミッド建設ではものさしの精度検査
■ アポロ計画では測定のトレーサビリティ

これらは自然現象を利用した計量思想の利用といえる。自然現象を見てわかるようにサイコロの積み上げゲームを創った。さらにわかり易くするためにマイクロメータ棒とアルミ棒の熱膨張を比較する測定ゲームを準備している。

このゲームで熱膨張率の不確かさも実験できそうである。







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プリウスPHV45カ月の燃費/3Dプリンター用ソフト

2016-04-11 06:54:00 | 品質計量管理
プリウスPHV45カ月の燃費 2016/04/10

今月も無事故、無違反、無故障であった。

気温が高くなったので例年のように燃費が向上した。

初期のプリウスから3代目で17年目になると思うが、初期のプリウスの燃費の記録は無いが、記憶では16km/lであったと思うので現在のプリウスの燃費は素晴らしい。


3Dプリンター用のデータを作るためにメタセコイアとshade3Dの勉強を始めたが、いずれも工程が多くて簡単に必要なものを作るにはまだ時間がかかる。

よく言われるようにゼロから1までの困難さに直面しているが、以前にワープロソフトを勉強し始めたころを思い出している。

はじめに”松”というソフトを使い、その後”一太郎”に替えて、さらに”ワード”に替えてきた。この期間は正確ではないが4~6年であったと思う。

ソフトを使うための工程の多さは、ワープロも3Dソフトも多いので必要を満たすようにその都度覚えることがよさそうである。

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3Dプリンターの練習相手

2016-04-08 19:58:47 | 品質計量管理
ISO9001:2015の改善には、

現状を打破する革新及び組織再編が含まれる。

ISO9001は規格の内容を運用すると大きなメリットがあるので、革新的な改善として3Dプリンターの導入に取り組んでいる。

その中で3Dプリンターの作品を作るためにメタセコイアというソフトを利用し始めたがどうもうまく行かない。

初めての3Dデータ作りで右往左往しているが、メタセコイアに入っているチュートリアルは、市販の解説書と併せて読んでいるがわかり易いので、メタセコイアの操作の約500ステップを練習したが、未だこの5倍くらいのステップを練習する必要がありそうで、このステップに慣れる必要がある。

shade3Dよりもステップの系統性が弱い感じがしている。

革新的改善は、これまでの知識経験にこだわらないことが必要と思える。

メタセコイアやshade3Dなど3Dプリンターの作品つくりをSKYPEなどを使って、一緒に練習してもらえる人があると早く習得できそうであるので、どなたかお相手をよろしくお願いします。

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日高鉄也

tetsuya.hidaka@m-hidaka.com

計量士国家試験問題のための測定ゲーム

2016-04-07 07:03:52 | 品質計量管理


熱膨張を理解するための予備実験。この次にアルミニューム棒とマイクロメータのテスト棒を使い熱膨張の違いが、測定値に影響することが理解できる実験を計画している。

計量士の国家試験の問題は、上記が理解できたことで測定が正しくできることを確認するレベルの問題である。従って、計量士の国家試験に合格するためには、熱膨張の原理とそれを数学的に説明できる能力が必要である。

測定ゲームは、経験を利用して上記の理解を支援する内容が必要である。

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3Dプリンター導入の参考書-1

2016-04-05 07:07:40 | 品質計量管理


測定教材を作成したいために3Dプリンターの導入を進めており、現時点で参考文献で感じたことに次のことがある。

1.shade3DVer15 3冊
解説書が専門的であるから初心者には理解しにくい。当然、専門的な知識のある人には効率的であり、技術的には正統派の解説書とおもう。
印刷の文字が小さく高齢者には読みにくく、白黒印刷ではカラーの3DCGの解説には使いずらい点もある。

2.メタセコイア4 2冊
カラー印刷で文字も大きいので読みやすい。プリンター出力は初心者的で読みやすいが、この本のみで3Dプリンターで作品ができると思わない方がよい。

3.私の勧める参考文献を読む順序
参考書を見つけた順番がメタセコイア4であった。その後で3Dプリンタを見つけて読んだがこれでよかったと思う。
その理由は、計量士国家試験の受験勉強の方法で、過去問題から勉強し始めると合格しそうでなかなか合格できないが、基礎的な勉強から始めると確実に合格できることと似ているように思える。ただし、計量計測の専門知識のある人は過去問からでよい。

4.shade3DVer15
専門的であり、現在は使えない。

5.ビデオの解説
説明の速度が早いものが多く、高齢者には数回見ても理解できない場合が多い。

6.初心者向きの講習会が見当たらない
高齢者にはパソコン教室のような講座があると良いが、事業の採算が取れそうにないから当面は望むのが無理と思える。

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3Dプリンター利用の測定の伝え方

2016-04-04 06:47:48 | 品質計量管理
2016/04/04 3DCGによる測定ゲーム用品

測定技術の伝え方はいろいろあるので、伝わり易い方法を考えている。

計量ワークショップ(品質測定ワークショップ)を64回やってきて感じることは、経験の機会を与えることが効果的と感じている。

経験を与えるには、文書等の理論を説明することと、その理論を具体的に経験させる機会を作ることである。

この二つが必要であるが文書等はインターネットに多数出ているのでそれが使える。簡単に作れないのが理論を実験で経験する用具である。

用具作りは、一般的なノギス、マイクロ、ダイヤル、はかりで実験できる用具を従来の切削、締め付け作業で製作してきたが、これを3Dプリンター利用で製作してみる。

製作コストが高くなるのが欠点であるので切削、締め付けではできない測定部品、測定用具を作らないとメリットが無い。写真のものではメリットが無い。もっと考えよう。

測定技術が伝わり易い方法を作り出さないと、ワークショップの測定教育は継続できない。

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新入社員の測定教育で伝えたこと

2016-04-03 07:06:52 | 品質計量管理
約25年間にわたり新入社員の測定教育を担当させていただいている企業がある。

今年も担当させていただいた。

測定教育で伝えたこと。
1.測定することの効果を「積み上げゲーム」で体験させた。
内容は、”街のふれあい教室”で作成した「サイコロの積み上げゲーム」を少し作り変えて新入社員の6名分を作って、正しく測定して、データを正しく計算して、その結果を使うと多く積み上げることがわかるようにした。

2.トレーサビリティの必要性を製品を嵌め合わせて体験させた。
15mmのシャフトを15mmの穴に嵌め合わせて、ガタなく嵌ることを体験させた。
シャフトが穴にガタなく嵌るための手順を簡単なトレーサビリティ体系図で説明した。

3.測定器の使い方を説明した。

4.測定の手抜きをしないこと
測定をしなくてもデータは作れるが、後から重大な問題が起きることをマンションのパイルデータの偽装で説明した。

5.良い製品を作ってくれるようにお願いした。
これから私が購入する車の調子が良いように、正しい測定を行って不良品を作らないことをお願いした。

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