品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

知多四国弘法大師とISO10012

2009-12-31 06:36:24 | 品質計量管理
名鉄の駅に出ている知多四国弘法88カ所参りの広告(2009/12/19)

弘法大師の教えはよく知らないが、すでに20回くらい知多四国弘法大師の88カ所参りをしている。

回ってみて思うのは、それぞれの霊場(お寺)は各お寺の考えで営まれていて、それぞれのやり方に趣がある。霊場を運営する組織(協会)からの指導があるであろうが、それはポスターなどの掲示物がみえるがその他はよくわからない。

知多四国は、200年の歴史があるからメートル法よりも少し早くにネットワークが成立している。弘法大師の教えと、メートル法の違いはあるが共に組織である。

最近は、ISO9001がはやっていてそれに誘発されてISO10012をやろうとしているが、9001もだいぶ下火になってきているから10012は、10012の個性をだす必要を感じている。

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改訂 計量ワークショップのテキスト作り-2

2009-12-30 19:28:16 | 品質計量管理












中小企業では内容が難しいような気がするので、説明にクイズを入れるなどして対話方法で進める。
この原稿の詳細はこれから検討するが、このようなことをアッピールしたいが、原稿をまとめるのは多くの労力が必要である。そんなわけで計量器を担当する計量士さんと共同で作成している。

計量管理ビジネス:中小企業計量士
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計量ワークショップのテキスト作り

2009-12-29 14:39:40 | 品質計量管理
河川工事現場(2009/12/29)

1月22日の計量ワークショップの申し込みが、定員50名に対して昨日現在46名である。申込者の企業は仕事ががなくて雇用調整金を受け取っているところが多いように思える。このととは計量計測が勉強したいということよりも教育助成金目当てと思える。

時代が時代だけに仕方がないので、計量計測にあまり興味のない参加者にも楽しんでもらえる講習会の内容にするために、テキスト作りの工夫をしている。

講習会で理解を深めるために質問をすることの大切さを体験するゲームをやってみる。

ゲームの内容
次の文章は、ある写真を説明するものです。この文章から写真とよくにた絵を描くにはどうしたらよいでしょうか。
(制限時間3分間)

1.河川敷工事現場では、大型のショベルカーが2台動いている
2.2名の作業員が働いている
3.川には水が少し流れている
4.作業現場の遠方に県道に架かる橋が見える

この文書から書かれた絵と写真を比べながら、写真によく似た絵を描くには質問をする必要を理解してもらうゲームである。

このゲームが少しでも、計量計測に関係のない人たちの退屈しのぎができればよいが、さらに、計量計測に関係するゲームを作ってみよう。

計量管理ビジネス:一般計量士
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中小企業が計量管理をやりたくなる説明

2009-12-28 07:56:20 | 品質計量管理
25年前の定期検査台帳に登録したマイクロメータ(2009/12/22)

写真のマイクロメータは、25年前に定期検査台帳に登録したものである。この定期検査台帳はいろいろと変更してきているが、計量管理の難しい項目を考えると検査台帳はトップクラスになる。効果的な検査台を作るのが難しいことの理由は後日整理する。

中小企業には、計量管理のマネジメントはほとんど行われていないのが現実と認識しているが、これには次のことが考えられる。大企業は、計量法に海外の情報から計量器使用事業所制度に計量管理が入っていたので、計量管理の情報を持つことができたが、中小企業は役所(公立研究機関)とのつながりが少ないので計量管理の情報を得る機会が少なかった。

中小企業は、計量管理の情報の多くを得意先メーカ及び工具商(メーカのカタログも含む)から無料で入手している。すなわち、無料の情報が大部分である。中小企業の情報の少なさによるムダの被害を被るのは、中小企業に仕事を発注している得先メーカと、そのメーカの製品を購入する消費者であるから消費者庁も関係が多い。消費者庁は、製品のトラブル対応が当面の課題と思えるが、当面の製品トラブルにも計量管理の未実施が含まれているから、消費者のムダを無くす点からも計量管理を指導することは、行政の効率化に貢献であるので事業仕分けで評価されるであろう。

少し遠回りしたが、以上のように計量管理によるムダを無くす当時者は、中小企業の経営者、得意先メーカ、行政である。当事者が計量管理を実施するために利用するところは、計量士、計量団体、行政機関及び外郭団体、研究機関、その他となる。計量管理を必要とする当事者は、計量管理のメリットを十分理解していないので、計量士は計量団体で計量管理のメリットの説明方法を計画し、実施する必要があると考えている。

現在の大不況で、中小企業には雇用調整政策の教育助成金がでるなどの状況から商工会議所及び中小企業中央会新現役チャレンジ事業で計量管理の講習会が実施できる。この機会に中小企業が計量管理をやりたくなるような?説明資料を作成している。

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計量計測の年末の風

2009-12-26 09:30:43 | 品質計量管理
ダイヤルゲージの目盛り

年末は、変化の時である。
1.これまでの仕事がなくなった。
2.新しいしごとのはなしがまとまった。
3.計量士の職域の拡大の準備ができつつある。

計量士の職域の拡大では、中企業団体中央会(経済産業省関係の団体)に測定関係の講義と実技の両方のができる人がいないということで登録を要請されて登録をした。

中小企業の経営者は、生産設備には数億円も投資するが、計量計測には投資しないので、中小企業向けの計測指導の難しさがある。

その対応の一つとして、商工会議所で ”品質向上のための測定器と計量器の取り扱い方の計量ワークショップ”を2010年1月22日に開催して、測定をうまくやらないと数億円の設備も効果が半減することをPRする。

計量管理ビジネス:中小企業計量士
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ISO10012で適正管理事業所の価値を知る

2009-12-19 21:09:11 | 品質計量管理
マイクロメータの目盛り(2009/12/01)

ISO9001があってもISO10012は必要であるという説明の方法が2つでた。
その一つは、前のブログの方法であり、もう一つは次回の委員会の報告書に出る。

ISO10012の委員会も3年になるので、だんだんと内容が実用的になってっきたので、JIS Q 10012が発行される頃には説明方法もわかりやすくなると思える。

適正管理事業所の存在を知られない事業所も10012のJISができると、適管とは知らずに適管を実施していていることを知ることになり、適管の効果を認識すると思う。

計量管理ビジネス:適管計量士
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ISO012はなぜ必要ですか

2009-12-01 08:56:28 | 品質計量管理

東本願寺(2009/12/01)

京都でISO10012のヒヤリングに参加した。

ISO10012の解説の後の質問が10項目以上出たのは、主催者側、参加者共に良かった。

声なき声として、個人的にISO9001があるから10012は必要ないではないかという意見を言われた。

2002年ごろに10012を推進しようと数名の方に話しかけたが、ISO9001があるからやれないとか、無視されたことを思い出した。

ISO9001の全盛期が過ぎて、大不況がやってきてISO9001は役に立たないと仕分けられる場合が出てきている。

ISO10012は、ISO9001ビジネスの全盛期の中で作成されているためか、計量法が経済と文化の向上を目的としているのに、顧客が重視されている。

ISO10012が役立つ場合もあるが、不要な場合もある。この点を具体的に説明する必要がある。

計量管理ビジネス:一般計量士
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