品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

QMS/QCと測定データの繋がり

2015-03-27 09:23:22 | 品質計量管理
2015/03/27 一枝

製造業では、毎日、数百万個という膨大な測定データが使われているが、そのデータを採るための測定方法は意識されているであろうか。

品質管理の講習会やQC検定などからは、測定状態について意識していると感じられることは少ない。

経営者の若い時代の測定実習がデジタル化などの自動測定が普及して測定に苦労した経験がなくなって、経営においても測定への関心が薄くなっていることも原因しているかも知れない。

初期の製造業向きのISO9001ではISO10012が参考規格として、わかりやすい位置に記述されていたが最近はそれがないので品質管理者の注意を引くことも少なっている。

自動車の自動運転では、ビックデータが適正でなければ安全運転は確保できない。

ビックデータのための測定管理がQMS/QCとつながることを期待している。

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免震ゴムの性善説は良いことだ

2015-03-26 07:12:54 | 品質計量管理
2015/03/026 三河湾の春

免震ゴムの偽装がまた報道されている。

性善説が原因にあるような報道もあるが、性善説を否定したらコスト高になってします。

性善説を裏切ると、今回のように膨大な損失を後から被ることになるのだから性善説は守られるといえる。

性善説を促進する自己適合宣言を普及したらよいと思う。

データを効率的に採り、処理する技術・技能があったら今回の不正は起きなかったかもしれない。

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測定の不確かさを楽しく学ぶゲーム

2015-03-23 11:23:29 | 品質計量管理

測定の不確かさを楽しく学べるゲーム作りをやっている。

人によって好みはあるが、計量士の国家試験で物理数学の科目が難しいという人に多く合う。

上記の人がゲームで測定の不確かさを学んでもらう対象者である。

コーチング技法でいうところの体を動かすと理解が出来る人である。

私もそのひとりであるから、ゲームで測定の不確かさが理解できるように工夫している。

測定の不確かさゲームを使って、次の講習会を担当させていただいている。

http://jablas.jp/39/detail

http://jablas.jp/imgs/jablasnews/pdf/jablasnews_no24.pdf

参加者から、お世辞も含めてクローズド・ミーティングで楽しく理解できたと言ってもらえている。

今回の講習会のためにテキストを少し改善している。

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QC検定を面白くする迷案

2015-03-23 10:32:15 | 品質計量管理
2015/03/22 QC検定

QC検定に繰り返し受験ができる面白い制度が実施されているので受験してみた。

内容は記憶したJIS規格を吐き出して時間に追われて回答する問題で面白くなかった。

回答を楽しむ問題はなかった。

おもしろくする迷案を次に示す。

ナイチンゲールが円グラフを発明した物語を問題にする。

工程能力指数がCpからCpkになったら経過を問題にする。

これ以上は必要ないであろう。

車の楽しい安全な自動運転が実現することを願っている。

リコールが少なることも期待している。

QC検定が楽しくて役に立つように進化することを期待している。

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QC検定の出題の変化

2015-03-21 07:12:35 | 品質計量管理


2015/03/20 草花

明日のQC検定の再受験のために、QC検定3級の第13回~18回までの過去問題をやって感じたことは、品質管理を行う手順が整理されて勉強しやすくなったいたことである。

結果的に職場で品質管理をやるために役立つことが少なくなったと思える。

関係の多い専門知識とのつながりがないと、QC手法の使い方がわからないと思える。

例えば、多くの職場にに関係する5S,コミュニケーション、製造業には多く関係する測定などと関係を持たせると原因究明と結びつくQCになると思う。

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QC検定と5S

2015-03-20 08:14:26 | 品質計量管理


7年ぶりにQC検定3級の再受験の準備をしている。

前回のことはあまり記憶にないが、品質管理も範囲が広いので製造業に限定しては視野が狭いと過去問題をやってみた感じたことである。

それにしても5S(整理整頓清潔清掃しつけ)の問題が少ないように感じられる。この原因が、問題を作る人、問題を作るために情報を集める人が、5Sに対して関心が弱いためではなかろうか。

QC検定3級は、現象に対応するチェックリスト、管理図、計算方法、改善の手順の技術であろうか。即ち結果に対応する技術であろうか。

品質つくりの根本的な求めるのは、QC検定3級以外であろうか。

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品質測定ワークショップの成果物

2015-03-19 14:58:32 | 品質計量管理
春の雨 2015/03/19

ワークショップの参加者に興味を持っていただくために、測定実集を取り入れ、その後”測定の5S”、”測定の不確かさ”、測定のゲーム化をしてきた。

また、トヨタ流の品質宣教師殿による、品質管理の人材育成を継続している。

測定の不確かさのゲーム化は、縁あってJABLAS様で昨年より講習会をやらせていただけいる。

http://jablas.jp/39/detail

トヨタ流の品質宣教師殿は、品質と測定を結ぶことに直接的に役立ので多くの方の伝えたいと考えている。

機会を見て関係者に紹介しよう。

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免震ゴムと組織、技術の基盤

2015-03-18 07:29:35 | 品質計量管理


初期の報道は、不良品を気が付づに出荷していた原因を担当の課長が1人でやったという個人的な原因であったようであったが、今朝の報道では組織と、認定方法に原因があったように変わってきた。

初期の報道は納得できなかったが、今朝の報道は納得できる内容である。

さて、これからゴム業界はどうするかである。ゴムの製造も測定も易しくない。最近のISO9001の審査等の運用では製造業の品質は向上しないというのが良く聞かれる声である。

昨日の第52回の品質測定ワークショップでは、コーチング、トヨタ流品質宣教師活動、ストローク技法、ISO9001:20015年版、計量法と測定ゲームの紹介、解説、実習をやった。

こんなに広い範囲が3時間で十分に学習できるはずがない。当然、参加者はこれから自分の状態に合わせるように、考え、工夫してやることと認識している。

A社及びゴム業界が今回のことを教訓に自社に適した方法を構築されることを期待したい。

また、認定方法は性善説により書類審査のみということであった。これは素晴らしいことであるから是非継続してもらいたい。認証とか、登録などとすると申請する方も、審査する方もコストが掛かってムダである。

性善説は信用であるから、信用を裏切ると今回のように会社は膨大な損失を被ることになるから、今後は性善説を守ることになるので、性善説はこのまま継続してもらいたい。性善説を更に発達させるために自己適合宣言を行うことも一つの方法である。

単なる規制強化では成果が出ないので、品質向上を促す方法を工夫してもらいたい。

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免震ゴムの不良判断

2015-03-17 11:22:18 | 品質計量管理
報道によると、不良判断に時間がかかったとある。

色々と問題があったと推察できる。測定の不確かさの計算も複雑であったであろう。

あるメーカの問題であるのか、ゴム工業会に広く関係することかわからないが、技術的な内容を公表してゴム製品の信頼を回復してもらいたい。

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免震ゴムと測定の不確かさ

2015-03-16 08:31:30 | 品質計量管理
免震ゴムの偽装が報道されているが、2年前に中小企業のゴム工場のISO9001認証取得のコンサルをしたことを思い出した。

報道企業もISO9001を取得していたことが同社のHPには記載されている。

測定の不確かさは適正な測定データを得る技術であるから、測定の不確かさを利用していたら偽装は起きなかったと思える。

どうであろうか。

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