品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

西尾街のふれあい教室参加者募集

2012-02-29 09:35:02 | 品質計量管理


西尾ふれあい教室(2012/02/29)

ふれあい教室にはじめて参加して、要領がわからないがそれでも商工会議所さんの指導で形ができました。次は参加者を集めることになりました。

案内のチラシは西尾市の全家庭に6万枚配布されたので、万が一という確率からすると6人の参加者があると予想しています。

インターネッ時代ですからこのブログでも案内させてもらいます。


案内チラシ


教室の内部


中小企業向けの看板


測定の位置


0.1μmのマイクロメータ測定


ノギス測定

写真は順番に案内のチラシ、教室内、中小企業向けの看板、0.1μmのマイクロメータ測定、ノギスによる測定です。

開催日:3月2日、3月16日 時間 18:00~20:00 

測定実習をしてから、品質(ISO9001)と測定(ISO10012)の解説と情報交換を行います。


興味のある方のご参加をお待ちしています。

老人のぬいぐるみ

新技術は仲間内で誘い合う

2012-02-28 06:39:36 | 品質計量管理
続き

新しい技術を確立するには、仲間内で誘い合って勉強するとよい。

上記は、もっともだと思う。

では、5Sのような古くからの技術はどういう方法がよいであろうか。

水野信太郎先生
「建築術では、建築の歴史を教えている」。

「建築設計には、歴史の勉強が必要である」。

測定プロセスの設計を行うには測定の歴史の勉強が欠かせない。このことを知らなかったがブロックゲージの測定を始めた時は、古くからの測定方法を調べた。

老人のぬいぐるみ

技術教育を育てた方法

2012-02-27 06:55:27 | 品質計量管理
30回中部産業遺産研究会(2012/02/26)

熱心なデスカッションが展開された。

佐々木先生の技術教育のお話。
仲間内で勉強会を行う。

話の聴き方を勉強した。
相手の考え方を徹底的に聞き出す方法は、相手の考え方と反対考え方の質問する。

この話の聴き方、コーチングスキルの教科書にはなかった。このスキルは、相手の考え方の聞き出し方の視点である。

老人のぬいぐるみ


ISO10012の全体最適と部分最適-2

2012-02-23 05:52:26 | 品質計量管理
P社とT社の事例からISO9001とTS16949から計量管理などの固有技術の改善、すなわち部分最適には進まなかったと言える。

私のISO9001のコンサルの経験からも同様に感じている。

それを解決方法するにはどんな方法が考えられるか。

1.ISO9001の推進部門と固有技術の部門のコミュニケーション
推進部門:審査期間、審査員、組織のISO事務局など。
固有技術部門:設備管理、人事管理、技術部門、経理部門など。

2.品質管理学会、ISO推進組織が共同で組織に呼びかける
経営者に話しかける力量のある組織が呼びかけると良い。

3.コンサルタントが呼びかける
ささやかであるが、毎月研修会を無料で開催している。時間がかかるが取り組んでいる。

老人のぬいぐるみ



ISO10012の全体最適と部分最適

2012-02-22 05:59:12 | 品質計量管理
昨日、愛知県計量連合会でISO10012の講習会が開催された。

全社最適:P社のISO10012を全社に運用した事例が紹介された。
・適正計量管理事業所制度による全社的な計量管理
・ISO9001でトレーサビリティ合格ラベル重視の計量管理になった。
・ISO10012で再度品質重視の全社的な計量管理へ進める


部分最適:T社の測定の不確かさを利用した品質向上、損失コストの削減事例が紹介された。
QS9000/TS16949の証拠(記録)作りから、品質改善へと変更した。
・測定方法の標準化
・測定器の選択
・測定方法の改善

両社ともに、品質マネジメントシステム(ISO9001 7.6、TS16949のMSA)は、計量管理では効果的ではなかったようである。

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計量講習会の新しいあり方

2012-02-20 07:42:39 | 品質計量管理


商工会議所のそれゆけ逸品運動に参加する旗(2012/02/20)

「計量士の逸品とは何であるか」

商工会議所から、逸品運動に参加しませんかと言われて、計量士の逸品について考えている。


商工会議所主催(7回)、計量協会主催(5回)、工業会主催(8回)の講習会が開催されてた。その各地の意見から次のことが感じられる。

1.計量、測定を実施している事業所は非常に多くあり、計量士から見ると大企業に比べて改善の必要性を多く感じるが、事業所は必要性をあまり感じていない。

2.事業所が発展するためには、計量、測定を改善すると効果があることをPRすると事業所及び社会が発展する。

3.講習会の開催方法は、各団体に適した方法は次のように思える
1)商工会議所
参加者を10〜20と想定して、基礎的なやさしい一般的なことを2時間程度で行う。

2)工業会
参加者を10〜20と想定して、基礎的に専門性を取り入れて3時間程度行う。

3)計量団体
適正計量主任者を対象にして、測定トレーナー養成の講習会を6〜7時間程度行う。

4.テキスト
1)商工会議所向け
パワーポイントで写真、図、で簡単な内容とする。

2)工業会
現在使用しているテキストを使う。

3)計量団体
トレーナー養成用に、商工会議所向け、と工業会向けの内容で指導要領書を作成する。

5.教育技術
このことは、これまでの計量団体が意識してやってこなかったので、関係者で工夫する必要がある。計量測定の教育方法を工夫すると計量測定がこれまで以上に社会に貢献できる。

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稲沢商工会議所の測定講習会

2012-02-18 10:43:23 | 品質計量管理
稲沢商工会議所(2012年2月16日)

私の第2のふる里とも言える稲沢市で、準備してから1年半経過したが測定の講習会が開催できた。

測定基礎技術というチラシを配布したが、参加者からバジェットシートについて質問が出たことには驚いた。

不確かさは、意外なところまで知られていると思えた。

徐々に測定管理も浸透していると感じた。

老人のぬいぐるみ

岐阜県の中小企業向け講習会

2012-02-15 08:03:30 | 品質計量管理


今日は岐阜県計量管理協会の中小企業向け測定基礎テキストによる講習会である。

テキストは、中小企業向けであるが参加者の企業は大部分が大企業である。

中小企業向けの講習会は、トレーナー養成向きと、初心者向けの二つのコースが実施されていて、今日は初心者向けの内容になっているが、初心者はどれくらいみえるのかわからない。

初心者が多ければ、測定実習をやろう。 ベテランが多ければ温度、湿度計を使って測定の役割を多く説明しよう。


温度湿度計



新しい事業であるから準備が複雑になるが、仕方がない。

測定のイラストについて、
このイラストは、イラストレータが5回書き直したものである。書き直し要求したわけだはないが、イラストレータから出来具合を尋ねられたので、その都度見た感じを伝えていたらだんだんと見栄えがよくなった。イラストレータの探究心の強さに感服している。

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”モノづくりの素”の提案

2012-02-14 20:13:51 | 品質計量管理
提案 “モノづくりの素”

この提案は、円高対応でクレームの低減活動に取り組んでいる事業所にISO10012を職場で利用できるように商工会議所や計量団体が具体化して、取り入れてもらう活動してはどうか、という提案である。

例えば、品質宣教師の紹介事例の1億数千万円のクレームの原因として、秤の故障が原因の一つであったが、この対策の秤が故障しない方法や代替えの秤を適切に選ぶ方法はISO10012の中に書いてあり、その一般的な方法は「モノづくりを支える計測管理の国際規格」で講義された方法である。

大企業のようにモノ作りが深化した職場でないと、ISO10012を自己適合宣言(第三者認証に変わる方法)などして利用することは困難と思える。それは、先の秤の故障の例でも製造現場や生産技術の担当者が工程での測定器の具体的な役割を理解し、具体的な測定技術の情報を持つためには地味で継続的な活動が必要であるからである。

アジアの発展途上国より、日本の中小企業のモノづくりは深化しているので、中小企業と○○協会、○○工業会が共同でやれば大企業のような活動は実現できる。現場用に具体化したISO10012を“モノ作りの素“と名づけて、今回の共催団体で”新しい事業をはじめることを提案する。

老人のぬいぐるみ