品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

計量技術の伝え方

2007-01-30 17:22:29 | 測定、5S
品質管理責任者でも計量技術は、わかってもらえない事が多い。話を聞いてもらえるが、その内容で行動が起こせない。いつまでたっても行動がないのはわかってもらっていないことである。残念であるが仕方がない。

中国の計量管理の指導方法を検討しているが、よほど簡単なことから教える必要を感じるが、その内容を日本人の上級管理者が見たらなんというかが気に掛かる。
不良が出たことと、計量を直接関係させて説明する必要を感じるので、その事例を整理する。ただし、公表が出来るのは相当先の事になってしまう。

計量管理ビジネス:説明計量士
老人のぬいぐるみ

名古屋は後発組

2007-01-22 08:45:01 | 測定、5S
           1898年の蒸気機関 産業技術記念館 2007/01/21


昨日、中部産業遺産研究会で産業技術記念館のドイツ製の蒸気機関を見学させていただいた。この蒸気機関を見て、名古屋は後発だと痛感した。

中国の品質計量を考えているが、まだまだ深く検討出来ていない。計量器の台帳すら電子化できていない状況が多い。

計量器の台帳の標準化を早くやりたいが、そのコストは負担する人は見あたらないので自分でやるしかない。

計量管理ビジネス:計量台帳計量士
老人のぬいぐるみ

マシンゲージ

2007-01-21 08:19:59 | 測定、5S
                       産業技術記念館

中国での品質軽量管理を考えて、つぎのこと確認する。
製造ラインの中に多くの測定器が使用されているが、その測定器の精度が悪いと生産される製品の品質も悪くなる。

測定器の精度を管理するためには、次のことが必要である。
1.測定器の台帳
2.精度検査用の標準器
3.測定器の精度検査
4.測定器の適切な使い方
5.測定器の整理整頓

中国では、精度検査用の標準器と精度検査作業は国の管理になるので、企業が行うのは測定器の適切な取り扱いと、測定器の整理整頓である。


測定器の台帳は、取り扱い指導及び整理整頓を計画する場合の資料になるので必要である。台帳の電子化は、マザー工場とのコミュニケーションに欠かせないので必要である。

ここで、台帳にインプットする項目は何とするか、標準化する必要がある。実用程度か、ISO9001用か、TS16949用かで大きく変わる。しかし、中国では取り扱い指導及び整理整頓の計画のためであるから、実用程度でよいがマザー工場との標準化に配慮が必要である。

計量管理ビジネス:測定教育計量士
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管理台帳

2007-01-18 11:23:46 | 測定、5S

電柱には、管理番号がついている。電柱の管理台帳を見たことがないが最近は電子化になっていると思う。

土地台帳は、法務局へ行って土地を調べると明治時代の和紙の手書きの物から現在の電子化された現物を見ることが出来る。

中国で、世界に通用する製品を作るための品質計量管理をしっかりやろうとしたら、管理台帳を電子化して現地の状態が日本にいて把握できるようにする必要がある。

管理台帳は、道具であるから道具は時代共に進歩しているので、時代が中国の工場まで管理しようとしているから、管理台帳も対象に合わせて進歩させる必要がある。

品質計量管理の順番を確認したい。

計量管理ビジネス:一般計量士
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中国の品質計量管理の展開-2

2007-01-16 21:34:46 | 測定、5S
                  マクロで写した花

データの標準化、電子化がもし現時点で不十分であると中国での品質計量管理は効果が出ないであろう。その理由は、適切なコミュニケーションが出来ないからである。

説明は、ip電話で納得の出来るまで説明する。手順書は写真など沢山入れて電子化して作成する。データは、フォーマット共通化してデータ解析が出来るようにする。

報告、連絡、相談が十分出来る道具がないと、ほう れん そう が大切といわれているができない。


計量管理ビジネス:ほうれんそう計量士
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中国品質計量の展開-1

2007-01-15 10:11:08 | 測定、5S
                   トヨタ会館の見学写真

中国への品質計量管理の方法を検討していて思い出すのは、国が規制している部分は管理が弱いということである。制度が未熟な時代は国が指導的な役割を果たすのが歴史的に見て多き行われてきていおり、適切な方法といえる。

自動車産業、ガス機器産業、食品産業などで品質問題がマスコミで報道されているが、個人の責任の寄せ集めが品質問題になっているので、当事者のみの責任ではないと思う。社会全体の責任としないと問題は解決しないと思う。


では、どうするかであるが、各個人が担当業務の責任を果たすことである。その責任の果たし方として、ISO9001:2000にはコミュニケーションの要求事項は出来たので、コミュニケーションを充実することが有効と思える。そこで、中国の品質計量管理の合理的な方法として、マザー工場と中国とのコミュニケーションをITを利用して行うと良いので、各個人がメールの機能を上手く使いたい。

国家が計量器の検査をしているので、検査された後の管理を充実することが有効である。日本でも、国の関与が大きかった時代は管理が弱かったが、計量管理が品質と関係しており、自社で行う必要が理解されてから、効果的な管理が開始された経過があるので、この経験を中国で国が検査をしてからの管理に適用すると良い。

具体的には、モデル工程を決めて行う方法などがある。ここで注意したいのは、グローバル化で説明のための業務が日本が発展してきた時代と異なっていることである。

計量管理ビジネス:モデル工程計量士
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計量士の職域の拡大

2007-01-09 20:52:27 | 測定、5S
                  酒の記念館の天秤(愛知県知多市)

今日の計量士会で、計量士の資質の向上、職域の拡大の話題があった。

定年後の計量士は、直接収入のあるはかりの検査に興味が移って、計量士の職域の拡大には興味を示せない立場になりやすい。

会社に在職中は、計量管理に関係しているので在職中に職業計量士として道筋を作る必要を感じた。

職域の拡大の一つの方法として、ISO10012をコンサルするLLPを立ち上げてはどうか。

計量管理ビジネス:LLP計量士
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LLP計量士

2007-01-08 15:53:51 | 測定、5S
                      愛知県西尾市内の大仏様

先日、知人の学識経験者からLLP(有限責任事業組合)の話をきいた。
ISO10012を研究して、ISO10012の実施方法の資料を作成してコンサルタントをしてはどうかと思っている。中国の計量管理は、ISO10012が利用できると思える。



計量管理ビジネス:LLP計量士
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計量の継承と継続

2007-01-02 11:19:10 | 測定、5S
                 2007年1月2日 そう源寺(愛知県豊明市)

知多弘法88ヶ所巡りの第1番目のお寺にお参りをした。
今回で9回目である。

歴史には興味は少ないが、それでも何かのきっかけで宗教も計量ができたであろう。その後、必要性もはっきりしてきて今日に継承されていると思う。

計量と言っても範囲が広い、自分がやっているのはある特定の生産工程の中での計量である。

中国へ工場進出が盛んであるから、日本の工場の計量の状態を中国へ指導する方法を考えている。その方法を品質計量管理と呼んでいる。

計量管理ビジネス:品質計量士
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次世代計量士

2007-01-01 16:33:21 | 測定、5S
                            謹賀新年

今年の計量の課題は、
1. 品質計量の形を作る
2.ISO10012のLLPを立ち上げる
3.ブロックゲージの発明者した会社を訪問する
4.JCSSを維持する

経営から見ると、品質計量を立ち上げる事が最優先である。
ISO10012は将来のことであり、当面は経費がかかることである。
計量管理ビジネス:次世代計量士
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