品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ISO10012の改訂要請-原子炉の例

2009-01-23 08:36:05 | 品質計量管理
                           葦(2009/01/17)

「ISO規格の基礎知識改訂2版」日本規格協会によれば、
標準とは、「実在又は潜在の問題に対して、所与の状況下で最大限の秩序を実現するために、共通にかつ繰り返し使用する”取り決め”を確立する活動」と規定している。

上記のことをいうまでもなく、共通に利用することを基本に考えていれば、きわめて事例が少ない原子炉の臨界運転をISO10012の例に用いているのは、ISO10012の普及を阻害している。

原子力関係の計量士に解説を要請しているが、簡単ではなさそうである。臨界運転の状況を説明しなければ、計量要求事項の説明ができない。計量要求事項が決まらなければISO10012の価値は低下する。

計量管理の足下を固める必要がある。あしもとに雑草がはびこっていてはISOも普及しない。早急な改訂が必要である。

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