品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

最新科学機器とISO10012の運用

2009-04-25 08:39:42 | 品質計量管理
展示会カタログ(2009/04/24)

ISO10012の測定プロセスの設計を運用しようとすると最新の科学機器を管理する必要がある。当然のことであるがこの展示会に出ているような機器の情報を知っている必要がある。ところがそれは誰ができるるであろうか、個人ではこの膨大な計量機器の情報は管理できない。

協会でもそのような事業をするところは少ない。結論は、実現は非常に困難であるが、そのために不自由をするのは誰であろうか。一部の機器しか利用しない中小企業の計量担当者には大きな不自由はないであろう。総合的な製品を開発する大企業は不自由を感じであろう。ここに、大企業の計量計測管理の担当者が活躍する場面があり、現に展示会で詳細に調査している人が多くいる。

また、導入すみの機器をISO10012の方法で管理する場合には、導入されている機器の取扱説明書があれば、校正、検査はできるので、展示してある機器の情報の必要は少ない。

大企業といえども計量担当者は少人数であるから、計量管理で企業競争に関係のない分野のことの団体活用は効率的といえる。ところが、世界的な不況による経費節減で団体を退会することは、会社の都合で仕方がないがISO10012のの測定プロセスの設計の運用により、会社の業績の向上に貢献することは悪いことではない。

会社の業績の向上に貢献するために、団体への加盟の有無を問わずにISO10012の運用は積極的な計量管理の進め方といえる。従って、退会しても団体及び関係者が活躍しやすいように協力し、情報を共有化し、メリットを分け合うことが望まれる。

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