品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

データ不正と経営的デメリット

2017-10-27 09:12:11 | 品質計量管理

自動車の検査では、検査する力量の無い人に検査をさせていたデータのとり方こ間違いがあった。

アルミの検査データは、データが規格から不足していても出荷していることに間違いがあった。

JIS制度とISO9001も運用していても間違いが起きている。

データ不正の背景は単純ではないが、現場の状態が複雑で文書・データや映像による情報では経営トップに届きにくいことが大きく関係していると思う。

経営トップが文書・データや映像による情報から現場の状態が理解できないと思われる。理解できていれば品質を維持するために現場がどうなっていればよいかがわかるので、大きな損失が起きないように現場改善にコストをかけていたと思う。

JIS制度とISO9001も文書・データと簡単な現地審査では不正は見抜くことは困難であり、審査を警察の捜査のようにやるとしたら膨大なコストがかかるから性善説による現状の方法に大きな問題はないと思う。

経営の各段階において、文書・データのとり方、映像に対する理解力アップが一連のデータに係わる問題を解決するため必要である。

老人のぬいぐるみ

 


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