品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

キー溝ゲージの測定の不確かさ

2009-09-13 14:56:21 | 品質計量管理
キー溝ゲージの測定の不確かさの特性要因図

測定の不確かさに影響する要因は、定期検査精度と温度関係と技術的に予想できる。

キー溝ゲージの不確かさの要因 各成分の不確かさ 感度係数 u(E)への寄与(μm) タイプ
①キー溝ゲージの定期検査の精度          2 μm
②熱的効果 u(Lthermal)   0.2 μm
a)キー溝ゲージと製品の熱膨張係数の差 u(δα) 8.17×10-7 K-1 L×θ 0.01
b)職場の室温 u(θ) 7.03 ℃ L×u(δα) 0.03
c) キー溝ゲージと製品の温度差u(δθ) 2.89 ℃ L×αs 0.02
合成標準不確かさ u(E)   0.002 mm
拡張不確かさ U(k = 2) = u(E)×2 0.004 mm

計算結果からは、定期検査の精度のみであったが、これがキー溝ゲージの測定の不確かさといえるか。

計量管理ビジネス:計量士
老人のぬいぐるみ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿