品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ISO規格の選択利用

2009-06-03 19:13:47 | 品質計量管理
80歳の蜆取り、後方に橋の上の車の渋滞も写っている(2009/06/03)

河川敷をウオーキングしていたら、川の中から「今何時ですか」と声がした。
川の中で蜆取りをしている人からである。

「7時43分です」と答えたら、「9時になると思った。今朝は4時から蜆を捕っているので、・・・」、話すことがよくわからない?。

「わしは、80になるが3万円の年金では生活できない・・・・」、とにかく何か話したいのであろう。

エンジン付きの漁船を使って、80歳で蜆がとれるのはすばらしいことである。私が90歳まで計量士をやろうとしているから、この蜆取りの老人は私にとって学ぶべきことの多い先生である。

この蜆取りの先生にISO10012は何が役立つであろうか、ISOはなくても不自由はないであろう。

計量のいくつかのISOを見ると同じような内容が決めてあり、重複しているし、必要のない部分も多いような気がする。ISOの必要な部分を取り寄せて使ってはどうであろうか。

お客は、必要な製品を選んで購入している。ISO規格も自社に必要な部分を選んで使える力量がほしい。

グローバル化で、ISOのマネジメント規格が増えたので、グローバル化の第2フェーズは選択利用を求める時代になる?。

計量管理ビジネス:システムの選択利用計量士
老人のぬいぐるみ



ISO10012のチェックリストのまとめ方ー2

2009-06-02 06:02:51 | 品質計量管理
小麦(2009/05/31)

ISO10012のチェックリストのまとめ方を再度電話会議で検討した。

チェックリストの項目に①要求事項、②チェック項目、③要求事項の解説という項目の方法が提案された。
前回のチェックリストの項目には、③の解説という項目が無かった。

要求事項の目的という項目について意見が出た。
ISO9001やQS9000のように、認証を取得したが品質が良くならないという状況が多いのは、要求項目が適切ではないかという視点からである。

要求事項の目的を明確にすることは、仕事量が多いので次のステップにして、要求事項、チェック項目、要求事項の解説という項目で完成させて、実際にチェックを行うことになった。

規格を作成する際に、この要求項目の目的は何々であると明確にしてあると、規格が利用しやすいがそのようになっていない。不思議である。規格制作者の意図がわからない。


計量管理ビジネス:ISO10012計量士
老人のぬいぐるみ

中小企業にISO10012を届けるワークショップ

2009-06-01 08:35:16 | 品質計量管理
ホームレスのテント(2009/06/01)

ホームレスのテントが壊された跡の写真である。見たくはないが生活保護を受けて世間の皆さんから支援を受ける立場にならないようにがんばらなくてはいけない。

ワークショップを次の視点から計画している。
1.計量法の改正
1)10~15後には計量法が改正されるであろうから、そのときに計量法が計量管理を行う者が効率よく働ける内容にする。
2)計量を実施する人々(大企業も中小企業)が計量を効率的に利用できる内容である。
3)従来からの制度に新しく取り入れる内容は、ISO10012の良い点を日本制度の適管と調和させる。
4)廃止したい点は、国際制度と日本の制度の強固な2本立て。

2.中小企業に必要な計量技術
1)計量が社員の安心と生命を守るために関係していること。
2)計量機器の取り扱い教育(使用者、作業者)教育及び、方法。
3)同上点検検査。
4)同上整理整頓。
5)社内クレームをなくすための計量、計測、測定方法。
6)ISO9001をISO10012が補強して、品質を良くする方法。

計量管理ビジネス:計量ワークショップ
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