今年も天候の具合がおかしい。
台風による災害から未だ復興はしていないが、11月になっても台風が6個も発生したという。
まさに異常気象が定着してしまった感がある。
秋晴れの気持ち良い日々はもうやって来ないのか……。
我が家の植物たちも季節の変わり目を迎え、ぼちぼち引っ越しをしなければならない。
未だに多くの蕾をつけてはいるものの、ハイビスカス🌺はこれからの寒さにはついていけない。
屋内に取り込んであげよう。
ずいぶん長い間にわたって目を楽しませてくれた。
これは、花キリンも同じだ。
次々に赤く可憐な花を咲かせ続けているが、寒さには弱い。
部屋に取り込むスペースはないので、北風の当たらない場所に設置した簡易温室に移動だ。
これらに変わってこれからの主役の第一号は山茶花だ。
我が家には赤と白の二種類あるが、赤い方は既にたくさんの花を咲かせている。
まだ若い木なので、これからどんどん成長するだろう。
も一つの白い山茶花は咲き始めたばかり。
花弁の周辺がうっすらとピンクがかっている。
この花木は長女の誕生記念に市からいただいたものだ。
わずか30センチ足らずの苗木を植木鉢に植えることから始まった。
大家さんの二階の下宿先から庭付きのアパートに引っ越した時、初めて鉢から地植えにした。
その後、引っ越しの度に植え替えていた。
そして、三度目の引っ越しでようやく現在の場所に定着した。
植え替える度に根が何本か切断されたが、よくぞ生き長らえてきたものだ。
そのためか、既に40年も経過しているのにそれほど大きくはない。
しかし、その幹を見ると何故か過去の風景が浮かんでくる……。
寒くなるこの時期に、白い花を咲かせて主役の座を務めてくれる。
-S.S-