始めに夏休みに入ったのはフランス・ニース在住の女の子
学校は7月7日まであるが コロナ感染者が出たので6月いっぱいで修了
3年前に来日した時と同じようなパターンとなった
幸いにも彼女は小学4年生修了の認定がされ 落第せずに済んだようだ
落第も飛び級もあるのがフランスの小学校教育のシステムなのだ
認定が保留となって夏休み中の学習により9月の試験で決定される子もいる
毎週3日間の休業日があるかわりに登校日には長時間の授業で勉強漬け
最近では日本流の「宿題」も出されるようになってきたとも聞く
音楽・図工・体育等はなく 時々体育施設に出掛けてスポーツを楽しむ程度
基本は国語(フランス語)を中心とした学習を積み重ね対話力を育成する
もともと移民が多く他民族国家であるためフランス語教育を最優先課題としている
しかし かつての日本国家が日本語を強要した社会状況とは少々異なる
そんな中で鍛えられた彼女はオン・オフの切り替えをはっきりさせる生活を好む
一年間の学校での授業が終わった後は 彼女にとってはバカンスなのだ
それも今年のバカンスは日本で過ごすという超スペシャルな「バカンス」となった
コロナの影響で2019年の夏以来の来日となり嬉しくて仕方ないのが容易に分かる
ロシア上空が飛行できずイスタンブール乗換えという経路で一日がかりの来日だ
定刻より早く羽田に到着したのを知ってホッとしたのは迎えに行った私だった
(つづく)
―S.S―