初夏を思わせる太陽が照りつけていますが、空気はあまり湿り気がなくとても過ごしやすい時期となりました。
我が家の草花も次々に咲き出して、いっそう雰囲気を盛り上げています。
その一つ、シャクナゲ(石楠花)が開花しました。
これと間違いやすいのがシャクヤク(芍薬)ですが、未だ我が家の芍薬は蕾の状態です。
石楠花はツツジ科ですが、芍薬はボタン科に属します。
しかし、シャクナゲ(石楠花)とツツジも花が似ていて間違いやすく、シャクヤク(芍薬)とボタン(牡丹)もまた間違いやすいものです。
調べてみると、常緑性ツツジの一部をシャクナゲと言うそうです。
また、芍薬は草なので冬は根を残して枯れますが、牡丹は木なので枯れることはありません。
昔から「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」と言われ、美人にたとえたものだそうですが、
実はこれらの花はどうやって見るのが最も美しく見えるかという「花を見る視点」を言ったものだとも言われています。
つまり、芍薬は立って見る。
牡丹は座って見る。
百合の花は歩きながら見る。
そうするのが、最も美しく鑑賞できるということなのでしょうか…。
我が家には牡丹はありませんが、これからかなり立派な百合の花も咲く予定です。
コロナは嫌ですが、この季節がこのまま続いてほしいものです。
-S.S-