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金陽の花にも食害が!!

2022-06-06 | XIIBヤマボウシの会
金陽の花は、思っていた以上に大きな花でしたが、4枚の”花弁”のうち食害にあい、3枚しか残っていないため、その大きさを実感できません。
葉には巻いたように丸まっているところが散見され、YさんやOさんなどが探すと幼虫や蛹や繭状の細い糸が見つかりました。





ハマキムシではないかとの指摘があり、ネットで調べてみるとその可能性が高いようです。



家では、モッコクの新葉に、これから梅雨にかけて発生するので、照葉樹の葉のように硬い葉に付くものと考えていましたが、ハマキムシには非常にたくさんの種類がおり、種類によって好んで食べる植物も様々ということです。

  #モッコク


ハマキガの幼虫で、バラやオリーブなど被害が特に多く、柿やリンゴなどの果樹、また花や果実だけでなく、野菜の葉にもハマキムシは発生するようです。

*ハマキムシとは、
 鱗翅目(チョウ目)ハマキガ科に属する蛾(ガ)の幼虫
  卵、イモムシ(幼虫)、サナギ、成虫の4段階に成長
    ⇒植物に害を与えるのはイモムシの状態

*ハマキムシの駆除方法

1)農薬や殺虫剤を使う
   オルトランやスミチオン
しかし、
2)薬剤を使用するのに抵抗がある
  ハマキムシが葉の中に隠れている
   場合は、一匹ずつ捕殺する

*発生しないようする予防法

1)防虫ネットを使う
2)卵の時点で駆除する
3)木酢液を撒く
4)天敵に任せる
   クモ、カマキリ、アリ、ハチ、テントウムシ、カエル

花の後、秋に赤い実がなり、食べて美味しいので、薬剤は使いたくないのですが、遠隔地での管理では、常時捕殺ができず、取れる手段が限られており、せめて天敵に狙われやすいように、葉の密集を避けるよう剪定をすることぐらいしか、今のところ考えが及びません。

皆さんのお知恵をお貸しください。