この水曜日に出かけたボランティア活動先に、フェイジョアの花が咲いていました。
フェイジョア(フトモモ科フェイジョア属)
ブラジル南部からパラグアイ、ウルグアイが原産で、果樹として栽培されますが、6月から8月ごろ、赤褐色の花を咲かせます。鮮紅色の雄しべが目立ちます。
果実はパイナップルに似た芳香があり、生食やジャムに加工されます。
花も雄しべは苦いそうですが、白い花弁がほのかに甘く、エディブルフラワーだそうです。
「自家不結実性」の品種が多く、1本では実がならないようですが、毎年結実がみられるので、「自家結実性」がある品種かもしれません。
同じ花壇の近くにギンバイカ(銀梅花・銀盃花 祝いの木 マートル)(フトモモ科ギンバイカ属)があり、こちらも白いおしべの数が数多くあるそうですが、まだ花を見たことは、残念ながらありません。花芽が形成されるのが8月なので、6月の花後それまでに剪定するのがセオリーなのですが、・・・・実際のところどうなのか?か
ブラシノキ
(フトモモ科 / マキバブラシノキ属(カリステモン属))
そして、3メートル以上に伸びたブラシノキは、先月が花盛りでした。
これからは、実がびっしりと枝に付きます。
身近にフトモモ科の植物は案外多いようです。
フトモモという和名は、中国名の蒲桃(プータオ)に由来し、沖縄で転じて「フートー」となり、それが本土に伝わって「ふともも」になったと言われているとのこと。