◎変異株の状況
新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報: 発生動向の状況把握 2023年第33週(8月14日~8月20日) 国立感染症研究所感染症疫学センター
新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報: 発生動向の状況把握 2023年第33週(8月14日~8月20日) 国立感染症研究所感染症疫学センター
民間検査機関データを用い、・・推定したところ、第32週から第36週にかけて、それぞれの亜系統の検出割合は
EG.5.1*系統が上昇傾向、
XBB.1.16*系統が低下傾向、XBB.1.9*系統が低下傾向、XBB.2.3*系統が低下傾向、XBB.1.5*系統が低下傾向、XBB*系統が低下傾向
と推定された(図6B)。
◎定点把握
1)東京都
モニタリング分析
■定点医療機関当たり患者報告数は増加している。前週は診療日数減少の影響を受けており、今週先週比の評価には注意が必要である。
■年代別に見ると、10歳未満や60歳以上の増加が目立っている。特に重症化リスクが高い高齢者等の感染拡大を警戒する必要がある。
■入院患者数は高い水準が続いている。幅広い医療機関での入院受入は進んでいるが、それに伴う一般医療への影響が危惧される。
60歳以上の患者数が、年初来のピークを超えているのに注目。
2)大阪府
■入院患者数は高い水準が続いている。幅広い医療機関での入院受入は進んでいるが、それに伴う一般医療への影響が危惧される。
60歳以上の患者数が、年初来のピークを超えているのに注目。
2)大阪府
3)兵庫県
4)全国
お盆時期には減少が見られたが、いろんな要因がこの時期にあり、やはり一時的なものであり、
傾向としては、増加傾向にあり、東京都の例のように高齢者が増えているようです。
変異株EG.5.1の拡大とともに、免疫回避が起こり感染がさらに広かる恐れも懸念されていいます。
基本的な感染対策を続けるとともに、秋のワクチン接種についても、状況を見て対応する必要があります。