低下が続いていた琵琶湖の水位が、ここ最近のまとまった雨や大雪の影響で急速に回復
・水位1センチ分は約68億リットルで、京セラドーム大阪約6個分
・水位は昨年12月5日にマイナス69センチだったが、翌日にマイナス70センチとなった。それ以降の公称値はマイナス70センチ台
・今月4日には、琵琶湖の水位回復が当面見込めないとして、滋賀県が18年ぶりに「県渇水対策本部」を設置
・18日午前6時にマイナス78センチに達したが、琵琶湖流域では先週後半から今週はじめにかけてまとまった雨が降り、24日には今季一番の寒波が到来して北部を中心に大雪
・この結果、琵琶湖の水位も一気に回復。ここ1週間で12センチも上昇してマイナス66センチ
・琵琶湖の水位低下に伴い、普段水中に隠れている坂本城跡(大津市)の石垣が露出
普段は湖底にあり見えない坂本城跡の石垣の一部(大津市)
Yahooニュース2023/12/7
水位低下で中州が現れ、岸とつながった小島「奥の洲」(長浜市)
水位低下で中州が現れ、岸とつながった小島「奥の洲」(長浜市)
京都新聞2024/1/25
水位低下の影響が顕在化していますが、下流域の京阪神での渇水の影響は、今のところなく、このまま積雪や降雨により水不足の発生の恐れが遠のいたように考えられます。
もっとも、国の琵琶湖河川事務所の担当者は「25日も雪が降り続いている場所があり、雪解けの水が川に流れ出すとさらに回復するかもしれないが、予断を許さない状況」としていますが・・・。
水位低下の影響が顕在化していますが、下流域の京阪神での渇水の影響は、今のところなく、このまま積雪や降雨により水不足の発生の恐れが遠のいたように考えられます。
もっとも、国の琵琶湖河川事務所の担当者は「25日も雪が降り続いている場所があり、雪解けの水が川に流れ出すとさらに回復するかもしれないが、予断を許さない状況」としていますが・・・。
出所;京都新聞1/25より