月面で90度傾いて立っているSLIMの画像が世界を駆け巡りました。
撮影はLEV2のカメラで、LEV1を経由して送られてきました。
そのLEV2「SORA-Q」は、実は宇宙への2回目の旅だったということです。
1回目はHAKUTO-Rに搭載され、2022年12月11日に打ち上げが成功し、2023年4月に民間機として世界初の月面着陸を目指していたのですが、4月26日の着陸直前に通信が途絶え、月面に衝突した可能性が高いとされています。
今回は無事役目を果たしたのですが、
そもそもは、タカラトミーが昆虫型ロボットの開発を目指すJAXAの研究提案募集(RFP)に応募したことがすべての始まりで、
2016年にJAXAとの共同研究が始まり、
2019年にはコンピューターやカメラの開発を担うソニーグループが、
2021年には同志社大学がプロジェクトに加わって、JAXAと共同開発。
「SORA-Q」は、
・球体の状態で運んで月面に着地後、月面で変形
撮影はLEV2のカメラで、LEV1を経由して送られてきました。
そのLEV2「SORA-Q」は、実は宇宙への2回目の旅だったということです。
1回目はHAKUTO-Rに搭載され、2022年12月11日に打ち上げが成功し、2023年4月に民間機として世界初の月面着陸を目指していたのですが、4月26日の着陸直前に通信が途絶え、月面に衝突した可能性が高いとされています。
今回は無事役目を果たしたのですが、
そもそもは、タカラトミーが昆虫型ロボットの開発を目指すJAXAの研究提案募集(RFP)に応募したことがすべての始まりで、
2016年にJAXAとの共同研究が始まり、
2019年にはコンピューターやカメラの開発を担うソニーグループが、
2021年には同志社大学がプロジェクトに加わって、JAXAと共同開発。
「SORA-Q」は、
・球体の状態で運んで月面に着地後、月面で変形
・着地後に左右に割れるように拡張変形し、外殻部を車輪のように回転
が特徴ですが、
・「トランスフォーマー」の乗物などからロボットへと姿を変える変形玩具で培った知見
・月面での「バタフライ走行」と「クロール走行」というふたつの走行方法は、四足歩行の動物が上下に揺れながら移動する「ゾイド」で培われた技
が生かされたとのこと。
専用アプリを使って操縦でき、その動きは実際に宇宙に行く「SORA-Q」と同じで、1/1スケールモデル
「SORA-Q Flagship Model(ソラキュー フラッグシップモデル)」(27,500円)と、
漫画「宇宙兄弟」とコラボレーションしたスペシャルモデル「SORA-Q Flagship Model -宇宙兄弟EDITION-」(33,000円)
の2種が販売されています。
https://www.takaratomy.co.jp/product_release/pdf/p230413_02.pdf
ただし、実際のフライトモデルは後方カメラもあるが、フラッグシップモデルではダミーでカメラは前方のみ。
機会があれば、触れてみたいですね。