20200408 start!

ソーシャルディスタンスを縮めるよう、交流の場をスタートしました。

高山植物園・・その三

2022-09-15 | 植物etcアルバム
サワギギョウ(キキョウ科)

園内の日当たりのよい湿地に目立つ青紫色の花。切れ込みが深くキキョウとは花の形が異なり、茎は傷つくと白い乳液を分泌する。
また、全草に有毒のロベリンという成分が含まれています。
北米原産との交配種で、よく「宿根ロベリア」などの名前で園芸種も出回っています。





シクラメン・ヘデリフォリウム〔Cyclamena hederigolium〕(サクラソウ科)

原種シクラメンの一つで、シクラメンの語源はギリシア語のキクロスから。キクロスは「旋回」「らせん」という意味だそうです。
夏~秋咲き、葉が出る前に花を咲かせる。
花色はピンク、白など。株元から花茎を長く伸ばし、1本の花茎に1つの花を咲かせ、下向きに咲くやや細長い花びらは上に反り返ります。
一つでも清楚な存在感があります。





ヒダカミセバヤ(ベンケイソウ科)

北海道の日高地方の海岸沿いの岩上に生える矮性種で10~15㎝ほどになり、多肉の卵円形の葉に鈍鋸歯があります。
1年を通して日当たりが良く風通しのよい環境で育つということです(栃木県)が、関西の平地ではどうでしょうか?
ボリューム感一杯に房状に咲く紅紫色の花だけでなく、葉も楽しめます。
一度試してみたですね。




高山植物園・・その二

2022-09-14 | 植物etcアルバム
六甲の高山植物園の売りは、高い山にある植物園の特徴を生かし、ロックガーデンの高山植物です。
加えて、今は山野草が楽しめる植物園にとイメージを変えつつあるように感じられました。
毎日2回のガイドツアーも発見満載です。

昨日に続き、まず、

アリマウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)
昭和11年に、日本植物学の父・牧野富太郎博士により六甲山にて発見、命名され、梅雨の時期にラッパのようなユーモラスな形の花を咲かせるということです。花後の果実が、昔、馬につけられていた鈴に見立てられて「馬の鈴草」。




有毒植物ですが、ジャコウアゲハの食草としても知られ、ウマノスズクサに含まれる毒成分を体内に蓄積し、鳥類などによる捕食を逃れていると考えられています。
丁度、ジャコウアゲハの幼虫の食事中、1日で1枚の葉を食べる勢いだそうです。


レイジンソウ(キンポウゲ科) トリカブト属
花の形が舞楽の伶人のかぶる帽子の形に似ていると言うことでこの名前がつきましたが、花弁に見えるのは実はがくで、その中に花弁があります。




他のトリカブト同様、毒を持つ植物です。
葉二枚で人が死に至るといわれているヤマトリカブトは、まだ蕾です。


ツルニンジン(キキョウ科)
つる性多年草で、根が高麗ニンジンに類似していることから名づけられたという。
花は側枝の先に下向きにつき、見つけにくい。白緑色で内側に紫褐色の斑点があり、花によって模様が異なり、興味深い。別名ジイソブ、斑点を爺さんのそばかすに例えたものだそうです。




久しぶり、高山植物園

2022-09-13 | 植物etcアルバム
夏日が戻ったような暑さが続いています。

今日は、先日の宿題をこなすために六甲山の高山植物園に行ってきました。
コロナ以来の六甲山は本当に久しぶりで、六甲ケーブルの10分間、4つのトンネルを越えるたびに涼しさに包まれてきます。

高山植物園で出会った植物たち、そのうち3つを紹介します。

フジバカマとアサギマダラ
元気なアサギマダラを近くで見ることが出来ました。
ステンドグラスのような翅と称されていますが、こんなに近くでじっくりと見た経験はこれまでありませんでした。
吸蜜に専念し周りの景色がきっと目に入らないのでしょう。人の気配にも余り動じません。









二つ目は、ギンリョウソウモドキ。先日、神戸新聞で報道され、今回の訪園のきっかけとなった植物です。ツツジ科だそうですが、どこが??といった風情、立ち姿ですが、光合成をしないために葉緑素がなく、半透明と言ってもいいぐらいの白装束です。薄暗い林の中、3か所で不気味でさえあります。








そして、キレンゲショウマ。栽培下では国内最大の群落だそうで、自生地にも劣らない見事さです。開花の旬には少し時間が経過していたようですが、まだ蕾もあり、まだ楽しめそうです。
アジサイ科だそうで、はじめて知りました。見るもの、発見は絶えません。







最近の超過死亡の状況

2022-09-12 | 健康
今年に入ってからの第6波、第7波の新型コロナの死亡者の大阪府と兵庫県の発表数(7日間平均)は、以下のとおり。
これまでの第7波のピーク時の水準は、いずれも第6波のおおむね2/3程度。

大阪府

                    ※7月初めに追加報告あり

兵庫県


一方、超過死亡については、6月までの暫定値が公表(9/7新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード鈴木先生提出資料)されています。

1)超過死亡数(2017–2022年の6月比較)【暫定値】

表のハイライトの都道府県は、2022年6月の超過死亡数*が、過去5年間の同月よりも多い場合を
示す。
 * 観測死亡数が95%片側予測区間(上限値)を超えた数


2)超過死亡数(2017–2022年の1–6月累積比較)【暫定値】

表のハイライトの都道府県は、2022年1–6月の累積の超過死亡数*が、過去5年間の同期間よりも多い場合を示す。


3)1-6月累積値(超過死亡;太い水色)【日本の超過および過少死亡数ダッシュボードより作成、以下同じ】


4)大阪府


5)兵庫県


6)東京都


7)奈良県;第7波での全国展開により、大都市周辺県や地方の県にも超過死亡のケースが増えてきたようです。


8)広島県



第6波の死亡者数のピーク時に超過死亡数が増加しています。

重症度では中等症で死亡に繋がるケースが増えているとのことですが、第7波の影響は、これから統計数値として表われてきます。
第7波の結果が注目されます。



スキマの植物

2022-09-11 | 植物etcアルバム
住宅街のほとんど車の通らない道、芙蓉の花が石垣と側溝の間に枝を伸ばし、咲いています。


根元を見ると、剪定の跡もみられます。家の方も増えた枝をカットして育てている様子が窺えます。


その隣では、側溝から南天が顔を出し、白実をつけています。丁度、鬼門の北東の角に当たるので、縁起担ぎの意味もあり、抜かずに生やしているのかもしれません。


注意してみるとあちこちの隙間で植物が生きています。
そんな植物の世界を紹介した本、
 ”スキマの植物の世界”(塚谷裕一著、中公新書)
を図書館で借りてきました。
『自分のペースで成長していればよいスキマという環境こそは、植物にとってじつに快適な空間』だということです。
都市や高山でみられる、あるいは季節ごとにみられるスキマの植物たちが、写真と共に紹介されています。
身の回りを見るとすぐに出会えるスキマの世界が広がっています。

園芸植物を選ぶ際にも、丈夫で育てやすい植物を見分ける参考になりますね。



ワイヤープランツを枯れたサツキの後の石垣のスキマに移植し、今は大きく育ったのは、そうした植物の力が発揮された結果ということになります。



ユーカリとオウゴンヤナギ

2022-09-10 | 植物etcアルバム
秋の気配が感じられ、庭作業によい時期になってきました。

ヤブランの花やシロミナンテンの実がたわわになっています。


アナベルの花はまだミドリ色が維持され、赤く枯れた装飾花もチラホラ目立ってきました。




マクロ撮影で細部を拡大してみると両性花の種子らしきものが見えます。二本の角のように見えるところはまだみずみずしさを保っているようです。


アナベルの上に茂る銀葉ユーカリの木、若葉がたくさん出てくる一方で、赤く枯れた葉があります。


ユーカリは根が浅く、倒れやすく剪定が必要ですが、とりあえず枯れた葉の付いた枝をカット。また、ひこばえも根元付近のものは落としました。


また、オウゴンヤナギも枝が伸び、垂れ下がりが目立ってきたので、主要な幹を一つ剪定し、枝からリース台用に輪を二つ編み上げました。




乾燥すると輪が締まり、黄色い色合いも渋みを増すはずです。


短時間の作業でしたが、日差しが強くなると汗ばむ結果になりました。





コニシキソウとアリ

2022-09-09 | 植物etcアルバム
今年の夏は、例年になくコニシキソウが庭や鉢に目につきました。

土に張り付いたようにして、横に広がっていき、葉の斑点が特徴です。
トウダイグサ科で、小さなニシキソウ(錦草:茎の赤と葉の緑を錦に見立てたものです。)から、名づけられたアメリカ原産の植物です。


茎や葉を切るとそこから乳白色の汁が出て、皮膚に付くと炎症を起こすこともあるようで、扱いには注意が必要です。


この雑草、コニシキソウは、またアリ散布植物としても知られているそうです。
今回はじめてそのメカニズムに触れ、XZ-10でマクロ撮影してみて、小さな世界の動きを知ることが出来ました。




花は、トウダイグサ科の特徴である杯状花序(はいじょうかじょ)で、白い花びらのような付属体と虫を誘う蜜を出す腺体、子房、雄しべ、雌しべ(ただし雌雄異花)で構成され、雌しべが受粉すると、下部の子房がふくらんで果実となり、種子を結び、爆(は)ぜて種を飛ばします。


この通常の受粉と散布にさらに、アリが関与しているのがコニシキソウの強みです。
アリが遠くの雌雄異花の受粉を促し、加えて種子を散布するのが、オオズアリとトビイロシワアリの二種のアリだそうで、遠くに種子を運びコニシキソウは広がっていきます。



写真のアリの種類は不明ですが、コニシキソウとの共生関係の一端を捉えたのではと思っています。



ギンリョウソウモドキ

2022-09-08 | おでかけ情報
運休中の六甲ケーブルは、今日8日から再開されたようです。

定期的な列車検査において車両故障(車体の一部(台枠フレーム)に亀裂)を発見したため、今年7月22日(金)から運行を休止していたが、補修を完了し、9月8日(木)の始発から営業を再開

その六甲山の高山植物園で珍しい自生の植物が開花したと神戸新聞NEXTのニュースになっています。

ギンリョウソウモドキ(ツツジ科ギンリョウソウモドキ属)
先日、BSのNHKの山番組で視聴したギンリョウソウに似ている植物だそうです。

東北森林管理局HPによれば、


草本(多年草)
分布:本州、四国、九州
葉緑体を持たず菌類と共生して生きる腐食植物の1種。ギンリョウソウとよく似るが、ギンリョウソウが春~夏にかけて咲くのに対し、こちらは花期が8~9月と晩夏~秋となるため、「アキノギンリョウソウ」とも呼ばれる。花が終わるとうつむいていた花は上を向き実となり、乾燥し裂けて種をばらまく。



神戸新聞よれば、
7年ぶりに開花、見ごろは11日ごろまでと報じています。

機会があれば、みたいと思いますが余り、日がありません。



カラスだけに苦労(Crow)が絶えない

2022-09-07 | 植物etcアルバム
新宿や渋谷にタヌキが出没、都市化や気象変動などの影響か?
野生動物と人間の関係が変わってきているようです。

菜園の野菜が動物に狙われたり、身近でも変化が起こっています。
そして、カラスの行動も古くて新らしい問題です。

春先のエサの少ない時期はもとより、この夏でもゴミ出しの日には、カラスの鳴き声が響き、盛んに情報交換している様子が窺えます。

ゴミネットの中のゴミをカラスがつつき、道路にゴミが氾濫している状況も散見されます。
最近は、ネットでの防衛では不十分と、市販のカラス除けも増え、対策の弱いところで被害が集中する傾向もみられ始めました。

何とか、安価で軽いカラス除けができないものか、ネットで見るといろいろ工夫の跡が感じられる作品が出てきます。

百金で、ワイヤーネットと結束バンドを購入するだけでできる試作品を作ってみました。
百円ショップDで、
  ワイヤーネット 40*62㎝ 6枚 @200
          40*40㎝ 2枚 @100
  結束バンド           @100
   計             1,500+tax

  40*62㎝


展開図は、下のとおり。
 ×は、結束箇所


出来上がりは、
 高さ62*奥行き40*幅80cm
 底2枚は、結束した後、長辺を後ろ面ワイヤーネットと結束


組み立て後、使用時は上にゴミネットを掛けて、上を保護。
5軒分の各1の生活ごみが収納できる容量は確保できていると考えています。

ワイヤーネット8枚分の重量は、思ったより軽くはなかったのですが、折りたたんで順々に持ち回りでも使えることが出来そうです。


                           80*62cm

カラス除けの効果は、明日から実地に試して見ることにします。



平均自立期間について・・健康寿命

2022-09-06 | 健康
健康寿命の指標として、要介護2以上を不健康な状態とみなした場合の自立期間の平均を府県別に国民健康保険中央会が2020年のデータを公表しています。

◎平均自立期間・平均余命 都道府県別一覧


県番

都道府県

平均自立期間

(要介護2以上を不健康な状態とみなした場合)

平均余命

男性

女性

男性

女性

01

北海道

79.6

84.2

81.0

87.3

02

青森県

78.0

83.3

79.5

86.7

03

岩手県

79.3

83.9

80.9

87.2

04

宮城県

80.3

84.4

81.8

87.7

05

秋田県

78.9

83.9

80.4

87.5

06

山形県

79.8

83.7

81.3

86.9

07

福島県

79.1

83.6

80.7

86.9

08

茨城県

79.6

83.8

81.0

86.9

09

栃木県

79.9

84.0

81.3

87.0

10

群馬県

79.8

83.9

81.4

87.1

11

埼玉県

80.2

84.2

81.7

87.4

12

千葉県

80.2

84.4

81.8

87.8

13

東京都

80.2

84.6

82.0

88.2

14

神奈川県

80.5

84.5

82.2

88.1

15

新潟県

79.9

84.2

81.4

87.6

16

富山県

80.3

84.6

82.0

88.1

17

石川県

80.3

84.9

81.8

88.2

18

福井県

80.2

84.3

81.7

87.7

19

山梨県

80.1

84.5

81.8

88.2

20

長野県

81.1

85.2

82.5

88.3

21

岐阜県

80.8

84.5

82.4

87.8

22

静岡県

80.3

84.6

81.7

87.5

23

愛知県

80.5

84.6

81.9

87.7

24

三重県

80.4

84.3

81.9

87.6

25

滋賀県

81.3

84.8

83.0

88.3

26

京都府

80.4

84.3

82.4

88.4

27

大阪府

79.9

84.1

81.7

87.8

28

兵庫県

80.4

84.8

81.9

88.1

29

奈良県

81.0

84.6

82.6

88.3

30

和歌山県

79.7

84.1

81.3

87.5

31

鳥取県

80.0

85.1

81.7

88.5

32

島根県

80.0

84.7

81.6

87.9

33

岡山県

80.4

84.9

82.0

88.4

34

広島県

80.7

85.0

82.2

88.4

35

山口県

79.8

84.7

81.2

87.8

36

徳島県

79.7

83.8

81.3

87.2

37

香川県

79.9

84.1

81.5

87.4

38

愛媛県

79.9

84.1

81.4

87.3

39

高知県

79.5

84.5

81.1

87.8

40

福岡県

80.1

84.6

81.5

87.8

41

佐賀県

80.1

85.2

81.3

87.8

42

長崎県

79.6

84.3

81.0

87.4

43

熊本県

80.4

85.0

82.0

88.5

44

大分県

80.4

85.2

81.9

88.4

45

宮崎県

79.7

84.4

81.1

87.4

46

鹿児島県

79.4

84.3

80.9

87.4

47

沖縄県

79.3

84.2

81.2

88.4

 

全国

80.1

84.4

81.7

87.8





ちなみに、男性の平均自立期間の長い県、健康寿命が長いと考えられる県の順番に並べてみたのが下のグラフです。
参考に平均余命もグラフ化していますので、その差の期間の長さも読み取ることが出来ます。
男性;長い県から



この男性の県の順に女性を並べたのが、下のグラフです。
必ずしも男女がパラレルではないのが、面白いところです。


女性;長い県から


健康寿命の長さを規定する要素は様々なものがあり、男女のライフスタイルにも地域によって多様だということが推測されます。

ちなみに前年2019年との差は、全国で
  平均自立期間 0.2年(男女)
  平均余命   0.2年(男)0.3年(女)
と、長くなっています。

新型コロナの影響が健康寿命にどう影響するか?
コロナ以後の結果がこれから気になりますね。

二価ワクチン・・つづき

2022-09-05 | 健康
忽那先生のリポート
オミクロン株対応ワクチン これまでに分かっていることと、まだ分かっていないこと Q&A
 9/4(日)
 https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20220904-00313332
から、

◎オミクロン株はこれまでの新型コロナウイルスから大きく変異したため、従来のmRNAワクチンでは感染を防ぐことが難しい(一方、重症化を防ぐ効果はオミクロン株に対しても保たれている)。

⇒当初10月以降とされていたオミクロン株対応ワクチンですが、高齢者など4回目接種対象者については9月中旬に接種開始が前倒し。

1)オミクロン株対応ワクチンって何?
・オミクロン株対応ワクチンは、野生株とオミクロン株の両方のスパイク蛋白の設計図を持ったmRNAを接種すること。

*モデルナのオミクロン株対応ワクチン(mRNA-1273.214)は、野生株25μgとオミクロン株25μgを合わせて50μgにしたものであり合計の投与量は従来ワクチンの追加接種の用量と同量。
*ファイザーのオミクロン株対応ワクチン(BNT162b2+BNT162b2 Omi)についても野生株15μgとオミクロン株15μgを合わせて30μgにしたものであり従来ワクチンの接種量と同量。

・現時点で分かっているのは、従来のmRNAワクチンに比べて、オミクロン株対応ワクチンはオミクロン株に対する中和抗体の量が多く産生。
・これまでのワクチンと中和抗体に関する研究の結果からは、それぞれの変異株に対する中和抗体の量と感染予防効果が概ね相関することが分かっている。
・ただし、オミクロン株対応ワクチンがオミクロン株に対してどれくらい感染を防ぐ効果があるのかについてはまだヒトでのデータがない。

2)オミクロン株対応ワクチンの副反応は?
・従来のmRNAワクチンと同様に、接種部位の痛み、腫れ、発赤、全身症状としてのだるさ、頭痛、筋肉痛、関節痛、寒気、発熱などの症状が報告。
・現時点では従来のmRNAワクチンを上回る副反応ではないと考えられる。
・なお、接種人数が十分ではないことから現時点では心筋炎など稀な副反応の頻度についてはまだ不明。

3)過去に感染した人もオミクロン株対応ワクチンを接種できる?
・オミクロン株に対する高い感染予防効果が長期に維持される可能性。

4)オミクロン株以外の変異株への効果は?
・野生株のmRNAワクチンだけを接種し続けるよりも、他の変異株も含む多価ワクチンを接種する方が様々な変異株に対応できるようになる、ということが示唆。
・将来現れるであろう変異株に対しても効果が期待されるが、どれくらい有効なのかは未知数。

5)アメリカはBA.5対応ワクチンを承認したらしいけど、そっちの方がいいんじゃないの?
・アメリカは、よりBA.5に効果が高いと考えられる野生株とBA.5のスパイク蛋白の設計図を持ったmRNAを導入する予定にしているが、ヒトでの中和抗体の結果はまだ得られていない(マウスでの実験による)。


6)オミクロン株対応ワクチンの効果はどれくらい続く?
・オミクロン株対応ワクチンによる有効性がどれくらい続くのかについては、まだ不明。

7)日本でのオミクロン株接種対象者や接種開始時期は?
・先日の「第36回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会」では、初回接種を終了した全ての12歳以上の人が対象となる見込み。
・4回目の接種対象者となっている人に対しては、9月中旬を目処に1価の従来のワクチンから、オミクロン株対応ワクチンに切り替えられるとのこと。
・また4回目の接種対象者となっていない方については「4回目接種の一定の完了が見込まれた自治体においては、その他の初回接種が終了した者の接種への移行を行うこと」となっており、順次切り替えられる予定。
  
※第36回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 資料<2022(令和4)年9月2日> より       挿入図表、以下同じ


・すでに4回目を接種している人については、オミクロン株対応ワクチンの接種対象になっていないよう。

8)オミクロン株対応ワクチンは接種した方が良い?
・現在接種されている従来のmRNAワクチンと比べると、安全性については変わりなく、有効性については上回る可能性が高そう。
・オミクロン株対応ワクチンを待つという方が多いと予想されるが、待つ、という方も現在の高度な流行状況では接種するまでに感染してしまう可能性があるので、接種するまでに感染しないように十分に注意。
・すでに4回目のワクチン接種を済ませてしまった、という方も、今のワクチンでも重症化予防効果については十分効果があるので安心を。


次々変異を繰り返す新型コロナウイルス、ワクチンの対応が後追いになるのは、ある程度やむを得ないこと。
状況の推移を判断しながら、個々人は接種について対応することになるようです。





 再掲※令和4年8月21日までに4回目接種を実施した60歳以上の者を分子、令和4年3月21日までに3回目接種を実施した60歳以上の者(令和4年8月21日までに接種機会が到来)を分母とした場合、割合は61.9%



いずれにしても、基本的な感染予防策は必要。
それにしても、トンネルの出口がはっきり見えない状態から早く脱出したいというのが本音・・。





稲穂の実り

2022-09-04 | 植物etcアルバム
久しぶりで淀川堤防に散歩に行きました、
途中の田んぼの稲は、これまで出ていなかった穂が出て実り、頭を垂れているものもありました。

大型の台風11号が沖縄から九州に近づき、これから台風の季節が始まりますが、大きな被害もなくこのまま順調に育ってほしいものです。


堤防に上がるとことさら風が爽やかに吹いています。


クズがアシを巻き込んで、道の両側のアシとクズが大きく伸び、狭く感じられる道が、続いています。









今日は、パラグライダーが空に舞っています。




酷暑からはようやく解放されたようです。
虫の声が聞こえ、いよいよ秋本番がやってきます。

バラの夏剪定

2022-09-03 | 植物etcアルバム
K園芸が大規模なバラ園の管理をしていますが、その夏剪定の時期がきたようです。

園芸家として活躍するK園芸のO氏のYuoTubeは、バラの管理について具体的に分かりやすく紹介していて、人気のシリーズです。

8月の中旬の発信の動画は、夏剪定の前の仕込みのお話。
見る時期が遅かったようですが、3つのポイントを教わりました。
1)摘花、摘蕾
2)液肥・活力剤
3)根きり虫予防剤

が、今年は、
1)は、蕾を採りきれず花を咲かせてしまいました。
  セントエセルバーガの例


2)遅まきながら施肥をします。

3)この盆明けからが、幼虫の成長期に当たるらしく、この時期の施剤が有効とのこと。
 家にあるオルトランを撒く予定。

 (セントエセルバーガの挿し木苗を育てたもの)

秋バラへの備えは万全とは言えませんが、今からできることがあれば、チャレンジしたいと考えています。



マイナポイント事業への登録

2022-09-02 | mobile
ポイントの受け皿になるキャッシュレスサービスの適当な受け皿・・・普段遣いできてポイントが有効利用できるものが見当たらず、登録を猶予していましたが、ようやく一時ストップしていたVISAでの登録が9月1日から可能になり、早速、昨日試してみました。

迷い道1
PCでマイナポイント事業のHPにアクセスし、、
・申し込みをはじめる⇒
・申込む⇒
・環境チェックの結果



が表示され、➀と②のアプリをPCにインストールしましたが、これは間違いでした(後でアプリはアンインストールしました。)。

実は、PCでは、ICカードリーダーをPCに繋いでマイナンバーカードを読み取るため、このハードウェアを準備することが必要になります。

申し込みの方法は、
・全国各地に設置してある約7万箇所の支援端末
・自身の端末(スマートフォン、パソコン)



この※部分を確認しておくべきでした。

この説明がHPでは、分かりにくく、結果的に迷い道に入ってしまうことになりました。

そこで、スマホでの方法に転換し、Iphoneで行いました。
なお、スマホは、NFC機能付きのものが必要、どれでもという訳に行かないので注意。

スマホでは、マイナポイント事業のサイトから手順を追って操作

マイナポイント


マイナポータル


の二つのアプリをダウンロードすることになります。

途中、
迷い道2
公金受取口座登録では、登録がスマホに反映するのが1日程かかるので、申請時すぐに登録完了が確認できず、何度もやり直すことになりました。

これも、アプリ内での説明がわかりずらく、迷う結果になりました。

やはり、登録の一連作業にはこうした躓きをあらかじめ明確にアナウンスしておく配慮が必要と感じました。

ポイントというご褒美を貰って、いろいろマイナンバーカードの使い方に慣れると考えれば、ある程度許容できるのかもしれませんが・・・。







月が替わって!

2022-09-01 | 健康
9月は、未明に雷鳴が轟き、波乱の月明けの様子を見せています。
世界では、戦争、災害そして伝染病などの危機が続いています。

8/31(水) 配信 産経新聞によれば、
(国のアドバイザリーボードの)座長は「ワクチン接種と自然感染によって一過性の集団的な免疫が形成され、減少に大きく影響している可能性がある」と述べた
と伝えています。

その公表資料(新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年8月31日))によれば、

全国の新規感染者数(報告日別)は、・・今週先週比は0.79と先週の増加傾向から再び減少に転じているものの、全国的には高い感染レベルが継続している。今後、夏休み後の学校再開による感染状況への影響に注意が必要。

関西圏では、
大阪の新規感染者数は約1,151人(人口10万人比)、今週先週比は0.72、病床使用率は6割強。
同じく兵庫は、1,117人、0.81、6割強。

○今後の見通しと感染の増加要因・抑制要因について、
その一つとして
【ワクチン接種および感染による免疫等】
・3回目接種から一定の期間が経過することに伴い、重症化予防効果に比較し、感染予防効果はより減弱が進むことが明らかになっている。
・一方で、60代以上では、20−40代と比較して感染による免疫獲得は低く、また免疫の減衰についても指摘されており、今後高齢者層への感染拡大が懸念される。

後段について、西浦教授からは、
”オミクロン株(BA4/5)に対する免疫保持者割合と今後の見通し”
が提出され、とりわけ高齢者の免疫割合が低下する見通しが示されています。






ウイルスの変異と感染とワクチン接種による免疫獲得の繰り返しで、まだまだ伝染病との戦いは続きそうです。