よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

家をつくる

2010-11-10 08:40:46 | リホ-ム

今、日本は豊かさは無く過去の経済大国の豊かさの影のなかにあり
現実を受け入れることも認めがたく、まだ尚従来通りの発想の中で過ごしたいと思っているのか?・・・国会の仕分け事業においても生ぬるい考え方で国を精査しようとしているが、厳しさを一人一人が実感し、本気で取り組まないと新しい発想は生まれず、同じ繰り返しのいたちごっこになってしまう。

家作りにおいてもしかりで、過去の発想で家作りに臨んでも本当に納得でき予算に見合った、いや・・それ以上の物を手に入れることは出来ないだろう。
日本人は依存率高い国民だと言われているが、そのルーツは島国であり
単一民族で海に囲まれ守られてきた過去の歴史にあるのかもしれないが、それは過去のことで、今は海が日本を守ってくれる訳でもなく、また
単一民族の意味もこの時代には通用しない。

これからは、自分達が守る術を身に付け、理論的に物事を見分け、
大衆の声に惑わされる事無く、流行に乗る事無く、自分に見合ったものを見つけ出さなければならない時代なのかもしれない。

赤信号は皆が渡っても私は渡らない!・・・と言う意思をしっかり持ち
皆が良いというから理由も無く良いと思うのではなく、何が良いのかをはっきり見極め、それを手に入れるべきなのだろう。

ラベルに惑わされる事無く、大衆の中に身を置くのではなく、自分の意思をしっかり相手に伝え、自分の求めるものをはっきりと自覚し、
「任せる」事を止め、自分の夢作りをサポートしてくれる人と巡り合うことが大事なのだろう。

家作りにおいても、主役は自分自身であって、業者ではなく、自分の望むものを作って初めて満足の出来る物を手にすることが出来る。
依存の中で作られた物や、ラベルを貼っただけでは良い物は手にすることは出来ない。