心のよりどころ。毎日が日曜日。

恩師に人のために生きることを学びました。
「自利利他」を座右の銘としています。
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ちょいといい話 -3-

2009-03-04 17:29:43 | 生きる智慧

「春来草自生」(はるきたって くさおのずからしょうず)自然の摂理にさからはない。

仏性(仏様になる能力)は、全ての人が持ち合わせています。仏性を信じるというこ

とは、自分が本来持ち合わせた能力を信じるということです。

禅は、人を分け隔てなく照らしてくれます。そのところは学問に無いところです。

全ての人が持ち合わせている心で救われていくものだからです。これは理想論でも伝

説の話でもありません。

「覚悟」とは、悟りに目覚めると書きます。人には心のアンテナと言うものがありま

す。しかし、そのアンテナが大人になっていくにつけ埋もれてしまうのです。

「仏」と言う字は「私」という字の中に隠れているのです。

私たちは、大人になるにつけ知識と言うものを身に付けていきます。しかし、そこに

ある危険にまったく気付いていないのです。知識の中から区別や差別が生まれてくる

のです。自分の損得を考えて行動するのです。私さえ良ければいい、他人のことなど

どうでも良いと。もう一度自分の中にあるアンテナを呼び起こして見て下さい。

一人ひとりの自覚が、諸々の世の中の事件、戦争を抑止するもので、これが人間本来

の持つ自然の姿だと思います。------春来たって草自ら生ず------

禅の教えは奥深いです。誰もが人間本来の自然の姿に戻れればいいですね。


ちょいといい話 -4-

2009-03-04 17:25:38 | 生きる智慧

*「報恩」
 
「恩」とは原因を知ることです。今ある自分を知る心。因の心と書きます。

*「供養」

 「供養」とは、人と共に養うという言葉です。法要に人が集まるのはここなのです。

 「供」という字は人と共にと書きます。  文字をよく見ると面白いですね。