大学の教員らが何らかの発明をすると、発明届を大学に提出することになっています。発明届を受理すると、ただちに知的財産評価部会を開催します。わたしは発明を所管する知的財産センターの副センター長も担当しています。部会では、教員の説明を聞いて、発明として大学が特許出願するかどうか、を決めます。顔の見える状態で発明者と部会員が議論していきます。顔の見える状態で本音をいいあうので、人格対人格のぶつかり合いで会議が進みます。
技術は人格です。いい技術だと認識できるときは、その人にほれています。人にほれて、その技術を使ってみようかな、と思うわけです。
技術は人格です。いい技術だと認識できるときは、その人にほれています。人にほれて、その技術を使ってみようかな、と思うわけです。