救助資機材は最先端材料の塊だって、知っていましたか?災害現場で万にひとつの材料破壊があったら、たいへんなことになります。そして、軽くて、丈夫で、火や水に強くなければなりません。ものすごい過酷な世界で利用される材料からなる災害救助現場は、回転翼機による救助現場です。切れたというのも大問題ですが、ひっかかるというのも回転翼機にとっては大問題です。あちこちぶらぶら遊ぶような素材からなるロープでは、軽くて丈夫でもだめです。水中にすぐに沈んでしまうと、水中の障害物に引っかかる恐れが高くなります。災害現場は、日ごろ注意していることでも、一瞬の隙で陥ってしまいます。一瞬の隙があっても材料の持つ本来の特性を利用して、最悪の状態に陥らないようにすることが可能です。まさに材料が織りなす、システム安全の世界です。
写真は、本日の実験の風景です。
着衣泳のホームページ http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm
写真は、本日の実験の風景です。
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