斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

都城高専・鹿児島高専訪問

2010年08月20日 22時08分20秒 | 高専訪問記
大分の高専テクノフォーラムに参加したのですから、九州内の高専を回って、いろいろな打ち合わせを行いました。今日は都城高専と鹿児島高専を回りました。都城高専では國府俊則先生と共同研究をおこなっているため、少し時間をいただいて今後の研究内容などについて協議してきました。

國府俊則先生は、あいかわらず実験室で実験中でした。夏休みは実験の稼ぎ時とばかりに汗をかきながら格闘していました。学生は夏休みなのか、お邪魔した実験室にはいなかったようですが、そのあたりは、大学とは逆(先生が出張でいなくて学生が実験している)のように思いました。

今日は廃棄物を固化した材料が面白い特性をみせるというので、みせてもらいました。確かに面白い結果がでていました。その結果は私が勝手に公表するわけではないので、ここではお話するのを控えます。でもせっかくだから、実験中の様子を写真にうつしてきました。怪しげな泡がでているのがわかるでしょうか。


高専と共同研究する場合、その研究室の学生(高専生)が本学の当該研究室に配属になると、高専と大学の間を行ったりきたりして、実験を行う場合があります。こういう関係で進むと、学生はしょっちゅう実家に戻れますし、高専の先生は卒業生が時々手伝いに来てくれるのでいいようです。こういう関係をたくさん作れるといいですね。また、これを読んでいる高専生はぜひいま研究しているテーマと関係する技術科学大学の研究室を選ぶということも考えてください。

都城高専から、鹿児島高専にうつり、お邪魔しました。詳細はまたのちほど。

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