斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

いよいよ着衣泳後半戦

2010年08月30日 21時24分04秒 | 水難・ういてまて
全国で着衣泳の講習会が小学校を中心に行われています。おかげさまで、中学生以下の子供の生還率が右肩上がりで上がっています。生きて還れる子供が増えています。

最近は、どこの学校でも7月中旬を中心に講習会を行うようになっています。ほんの10年前とは大きな違いです。これだけ社会に影響を与えることができただけでも、うれしく思います。

第2弾は、少し数は減りますが、9月初旬に講習会を行うところがあります。プールがおわるので、どんなに汚してもいいという考え方です。これはある意味、いいことですね。まず7月に一回やって、できるだけプールを汚さないように気をつけてやる(ほんとうはほとんど汚れません)。9月には、冬服とか、長靴とか、いろいろなものを持ち込んで、なんでもありでいろいろなモノを試してもいいかもしれません。

いずれにしても、人の命が助かればそれでいいです。いろいろと試してください。
着衣泳のホームページは次のとおり。
http://hts.nagaokaut.ac.jp/survival/surindex.htm

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高専学会年会

2010年08月30日 21時08分25秒 | 高専訪問記
本日で、本学で開催されていました高専学会年会が終了いたしました。お疲れ様でした。

今年はテクノフォーラムにはじまり教育フォーラムそして高専学会まで、高専の行事に参加して多くの高専の先生方と交流しました。実感として、高専と技術科学大学の連携の重要性がお互いに浸透し始めたように思います。

もちろん、技術科学大学側が高専教育のなんたるかを理解していない面もあり、手放しで連携したいという雰囲気ではないことは事実ですが、すくなくとも本学は高専を技術者教育を実現するための重要なパートナーととらえております。

高専入学から修士課程まで9年、博士課程まで12年。この期間を使うことによって、途中でさまざまな体験をおこなっても、9年あるいは12年で学位をとることは可能なはずです。1年留学しても最終的には行かなかった人と同じ年齢で修了することも難しくないはずです。そういう制度を作るのが、連携だと思います。

さて、写真は昨日(日曜日)に行われた高専学会での本学新原学長の講演の様子です。実は新原学長は、24日の高校教員への進学説明会からはじまって昨日まで催し物の連続でした。催し物だけであればよろしいのですが、毎晩懇親会があり、ほとんど毎日特別講演がありました。懇親会は同じものを飲んでいればいいですが、特別講演の内容は少々は変えないとなりません。つまり、毎日飲んではスライド作成の自転車操業でした。本人曰く、「この3日で1時間しか寝てない。」これはまんざら嘘ではありませんでした。

明日、一日学内で会議をこなした後、学長は出張にでかけます。出張の途中の電車の中で少しは休めるといいのですが。


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