卒業おめでとう!お母さん、よく頑張りましたね
俺、自分に対しても、よく頑張ったね
3年前の出会い。中学校に行っていないYくんは両親の策にはまってサポート校に入学。私は数学まがいのことを教えていての出会い。こんなゲーム好きな奴がいるのかと。勉強嫌いなのではない、わからなかったのだ。
サポート校をちょっとした、大変な事情で辞めて通信制高校の個人生に。その時関係を持った。「気になる親子」で・・・。おせっかい爺さんの始まり。
Yくんは宇宙人間。わかったといいながら何も結果を残さない。息子を怒りながらも甘やかす母親。それでも、「高校を卒業したい」という気持ちは持っている。全て中途半端だから単位が修得できない。卒業を1年延ばしたらというアドバイスをした。詳しいことは書けないが、すんなりと卒業に行かなかった。
俺自身の勉強になった。ここでYくんが3月に卒業できないならば俺の負けだ。メール、電話、ハガキ等で叱咤激励。遅かった!Yくんがちょっと頑張れるようになった。約束を守れるようになった。昨日、次のようなメールが入った。
松本先生、こんばんは。
先ほど担任から連絡がきました。
卒業できることになりました!
9日の卒業式にも参加できます(/ _ ; )
大井町の〈きゅりあん〉で14時開始だそうです。
松本先生がいなかったら、いろいろな場面の落とし穴に気づくことなく…
ここまで来れずに諦めていたと思います。。
この感謝の気持ちを、どう表せば良いのかさえわからずで申し訳ありません…(・_・;
本当にありがとうございました!
9日は、お会いできますか
苦労したがこういう結果になると本当に嬉しい。
でも、こんなことばっかりではない。
輝ちゃんの3月7日(土) 胸が痛い日でもあった
いいことばかりではない。当たり前だ。人生は生きているんだ。到彼岸法用の案内が来た。その本の中にこんな文があった。もう春なんだと。
いのち 生きよう 生きよう
生かそう、生かそう
ふっと、懐かしい歌が思い出された
春の小川
一
春の小川は、さらさら行くよ。
岸のすみれや、れんげの花に。
すがたやさしく、色うつくしく。
咲けよと咲けよと、ささやきながら。
二
春の小川は、さらさら行くよ。
えびやめだかや、小ぶなのむれに、
今日も一日、ひなたでおよぎ、
遊べ遊べと、ささやきながら。