西田哲学
私たちは何か虚しい日々を送っていないだろうか。自分、国を見失っていないだろうか。日本丸、東京丸の舵取りがアホだ。アホだと言い切ってしまうとここで終わってしまう。アホの論理は、「選んだ国民・都民が悪い」と明言するだろう。見せかけの、駆け引きだけの政治では国が滅びる。
一気には何も前に進まない。一つひとつ、一歩、一歩やっていくしかないだろう。世直しの一歩だ。
難しいことはわからないが、「西田哲学」というキーワードは聞いたことがある。朝日新聞に紹介されていた。その一部を。
(異論のススメ)西田幾多郎の哲学 西洋と異なる思想、今こそ 佐伯啓思
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12390175.html?ref=sp_con_maily_0607_16
漱石は、近代日本は、即席の文明化を達成するために西洋を模倣し、無理やり西洋に追いつこうとしている。これは、内発的な真の開化ではない。その結果、日本人は常に西洋の文物を追いかけて自分を見失い、上滑りの近代化の果てに神経衰弱に陥る、という。(明治44年1911年「現代日本の開化」夏目漱石講演)
講演の内容を読んでみよう。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/759_44901.html
105年前にこんなことを言っていたのだ。しっかり読み直してみよう。
グルムのは嫌だ 今日の定点
高齢者の男女が集団で天文台通りを歩いている。歴史探索をしているのだろう。俺は嫌いだ、集団で歩くのが。好きなことをするとき拘束されるのは・・・。
午後1時半頃(小雨、時々曇り)、気温20度、湿度94%。まつわる汗。
梅雨だからこそ次のような写真が撮れる。