私が綴る、未来に伝える物語。わたしの遺産。
私も70という人生の区切りを迎えた。よく生き抜いたものだ。一つ書き残しておこう。これは自分にとっての再生でもある。小さい頃をほじくり出して400字でまとめてみた。誰かに校正してもらってからと思ったがやめた。自分の生きざまを忘れないためだけだ。
http://www.smtb.jp/personal/watashi-isan/about/
私の遺産
連合軍による占領
生まれてから小学校に入るまでの7年間の占領経験。
立川軍事飛行場が近く、五日市街道も拡張され軍事街道となった。空には輸送機が爆音を響かせ、道路は凸凹道をトラックやジープ、アメ車が我が物顔で走っている。子ども心に進駐軍にいつも見張られてる思いだった。
怖かったのはジープでMPのマークをつけた兵隊。公園に来るとガキどもは我先にと兵隊を取り囲み、「ヘイ、ギブミーチョコレート、チューインガム」と行く。見せびらかせて兵隊が配る。嫌だったね、あの光景は。
鉄条網の中は別世界。芝生があって白い家。兵隊の性欲が事件を起こした。無法地帯だった。パンパンガールの存在も嫌だった。でも結果としてGIベビーが誕生した。
進駐軍が私たちの日常を圧迫した。力でもモノでも心でも。砂川事件もそうだ。今となって押し付け憲法だと改憲論者は言う。じゃあ、あの時あなたはなぜ闘わなかった。闘えなかったのが占領という事実だ。
傷むことば 日野原重明
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12673939.html
変えられないと思うものでも、自分を変えれば変わる。
変えることのできるものと変えることのできないもの。それを冷静に見極めた上で、変えることのできるものは、勇気をもって変えてほしい。
新しい出会いと学び
今日は10時から武蔵野プレイスでファシリテーター養成講座自主学習会。9名が参加。
新しい人との出会いは楽しい。考え方・発想の切り口の違いが勉強になった。また、それぞれの考えにもそった行動も参考になる。なにげない一言「うん、石巻に行ってきた」にその方の運動の深さを感じる。点と点の学びを糸で、光で、目で結びつけていかなくては。支えあうとは薄っぺらいところから始まる。