NHKスペシャル「あの日 引き波が…行方不明者2556人」
東日本大震災から6年、いまなお行方不明の人は2556人にものぼる。なぜこれほど多くの人が行方不明のままなのか。いまも帰りを待ち続ける家族に話を聞くと、人々が口々に語ったのは激しい「引き波」の脅威だった。人々の証言や引き波の映像を専門家の協力を得てスーパーコンピューターで解析すると、浮かび上がってきたのは、知られざる津波の脅威だった。引き波の姿から、東日本大震災の新たな教訓をあぶり出す。
あらためて調べてみる。
2016年2月10日現在、警察庁がまとめたところによると、一連の余震での死者も含め、死者15,894人(宮城県9,541人、岩手県4,673人、福島県1,613人、茨城県24人、千葉県21人、東京都7人、栃木県4人、神奈川県4人、青森県3人、山形県2人、群馬県1人、北海道1人)、行方不明者2,562人となっている。
もうすぐ6年経つ。何もできない自分に苛立つ。でも、痛みを共有するだけでも何かが伝わるかもしれない。行方不明の方が2,562名いるとは知らなかった。心に響いた言葉を、自分の心に切り刻むがごとく映像に残そう。今も続く被災地の現実。
無念/見つけてあげたい/家に連れて帰ってあげたい/時間の長さを感じる/悲しい気持ちになる/小学校入学、人生の節目だったと思う/喜んでいるだろうと信じて