みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やん、木沢診療所へ行く

2021-01-05 20:38:00 | 日記


今日は仕事始めのデイサービスに梅やんは行きました。


午後4時から木沢診療所に寄りました。15番目で最後の方でした。年末はショートステイで過ごした事などを私から話して、骨粗しょう症の注射をしてもらい、薬を2週間分頂きました。
半年以上の久方ぶりに川成の梅やんの同級生に診療所で会いました。お互いに覚えていて梅やんは話しかけていました。私より一級下のケイ子さんが同行介助をされていました。一昨年の11月に和歌山の仁志さんとこへ梅やんを連れて行ったことなどを話しました。仁志さんは川成にいた人です。
診療所へいとこのキミちゃんが来てくれて、梅やんにコロッケとヤクルトを頂きました。


夕食を食べる梅やんです。


トモちゃんから来た年賀状を長あく見ております。ほぼ覚えておりました。マー君はトーキョウへ行ったけどトモちゃんは残ったと。
また、ブログの読者から年賀のメールを頂きました。「体調管理に気をつけて今年も介護日誌を書き続けて下さいね」と。そう、その様に頑張るけど、自分も歳を取っていくのが分かるから気分が落ち込みます。
明日も梅やんはデイサービスに行きます。私は明日は何も予定がありません。
それでは今日はこの辺で。






みなみの梅やん介護日誌 お食事会『日本国憲法の話』

2021-01-05 02:52:00 | 日記


昨日は朝から上天気でした。
梅やんたち3人きょうだいはチイ叔母宅に寄ってお昼ご飯を食べる事に相談合いなりました。


正月にこうしてきょうだい3人揃って会えることは幸せなことです。もう誰が先に逝くかも分かりません。


梅やんは、フミ叔母が誰かから貰ってきた鹿肉を食べながら、「他人さんには言われんけんどこの肉は固いのう」と言っておりました。
3人は長生きをしておりますが、それぞれ皆が若くして長男を亡くしております。梅やんはそういう話の聞き役をしているようでした。
フミ叔母の話に、「アキ姉と同い年にウシロのテルフミさんがいて、頭の良い人で先生になって『憲法の話し』を教えてくれた」というのがありました。戦後すぐの北浦の沢谷小中学校時代のことです。すごい!フミ叔母から日本国憲法の話を聞くことができました。


日が陰る頃にお開きとなりました。向こうは高野、勝浦方面です。


梅やんは妹のフミ叔母に支えて貰いながら坂道をのぼります。
坂州木頭までフミ叔母を送っていく車中で、梅やんは「前に乗っている姉さんはだれぞ?」と尋ねました。梅やんの記憶は一瞬にして消え去るのです。


山羊たちはお土産に冬の野菜と樫の葉をもらって喜んで食べております。ヤギはウシ科の動物です。今年は丑年です。


家に帰って梅やんは玄関の掃除をしております。2021年のお正月。梅やんは1929年生まれです。昭和4年は世界経済恐慌の年です。


短い冬の日が暮れて行きました。
それでは今日はこの辺で。