みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 主治医との面談

2021-07-16 05:03:00 | 日記



木沢の朝は気持ち良くて、昔ながらのアサガオノハナが咲いていました。このアサガオのルーツ種は、かれこれ20年も前に徳島県三好郡内の井内西ノ浦と東祖谷山菅生の農家に咲いていた種を、井川町タクミ田の畑で増やして、その種を木沢の梅やんの畑に蒔いたものです。梅やんの畑に来て5年になるでしょう。


平家徳島落人の伝説『風そよぐ』撮影著者荒井賢治の写真集の地図をお借りしました。梅やんの長きに渡る療養は、この地図にある徳島県の山間部を行き来して、楽しい旅を続けて今日に至るのです。アサガオもこうして、昨日の朝、梅やんの畑で咲いたのです。




さて、昨日は昼に木沢から徳島市内の病院へ行き、梅やんがリハビリの時に履く靴と手を結束してベッド柵に固定するタオルを届けました。靴はデイサービスに使用していた物を洗っておいたのです。


午後6時前に私とセツ姉が4階病棟の面談室に呼ばれ、主治医となったノムラ医師から梅やんの病状説明を受けました。

これは6月26日の右視床出血のCT画像です。


これは脳室内の出血の状態です。左右に血が溜まっております。


現在のCTと出血直後のMRI写真です。出血は止まり薄い色に見えます。
梅やんは転移入院の翌日、右手で鼻腔のチューブを引っ張り出して胃から抜きました。それで医師が入れ直して確認のために腹部レントゲンを撮影したそうです。それで今日は造影剤を飲ませて嚥下の機能の検査をしてもらいます。経口で食べることができるか検討するためです。鼻腔栄養のチューブの装着は高齢者施設や在宅では無理でしょう。ダメなら胃ろうによる人工栄養となります。セツ姉も理解できたようです。
医師は2ヶ月で退院して、後は高齢者介護施設へ行くと。入院中の外泊や一時退院しての再入院はコロナで病棟がクラスターになるといけないので許可しないそうです。
それなら、8月の盆前に退院すると、こちらから申しておきました。身体障害者手帳1級申請は3ヶ月後に、要介護度変更申請はしたので意見書を近日に、書いてもらえるように宜しくお願いしておきました。今後は、在宅介護と特別養護老人ホーム及び老人保健施設のショートステイでやって行きます、と申しておきました。
セツ姉とは病院前で別れて、私は午後9時前に三好市の自宅に帰りました。
それでは今日はこの辺で。