みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 六郎山と大トドロノ瀧

2021-08-03 20:53:00 | 日記


六郎山は実家近くにあり、昔から木地師がいたり、美馬郡や阿波郡の出稼ぎの人たちが木を出していたそうです。


おおとどろの瀧の夏。涼しそうです。
さて、昨日の梅やんの病状を書いておきます。ノムラ医師のおはなしです。
梅やんは血糖値が300あります。インスリンをしている。今までこんなことはありませんでした。
痰を1日6回とっている。毛細管減少で胃液を吸い上げ誤嚥している。唾も誤嚥している。熱が37℃から38℃出る。
脈が90を越えている。呼吸が速くなっています。
5日に外科で胃ろうの手術してもらいます。
それでは今日はこの辺で。





みなみの梅やん介護日誌 しだい劣りの梅やん

2021-08-03 00:04:00 | 日記
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今日は週に一度のオンライン面会日でした。私は徳島自動車道を西へ飛ばして1時半に病院につきました。


私とセツ姉とで一階でオンラインで面会しました。


梅やんは意識がなく、目をつむって寝ているだけでした。
日赤病院を退院した時より、よっぽど衰えているようです。
わざわざ、主治医が降りて来てくれて病状の説明をしてくれました。今朝も体温は38度あったそうです。37度になったり、上がったりしておるそうです。誤嚥が1番の熱発の要因だそうです。5日に胃ろう造設手術を予定しています。もしものことがあっても、心臓マッサージはしてもらうけれど、人工呼吸器や気管切開しての挿管はしない、延命治療はしないと、サインしていたのを確認しました。


那賀川は静かに流れていました。


私はひとり、紅葉温泉で夕食の海鮮丼ぶりを食べました。梅やんはいつも美味しそうにこれを食べたものです。


帰り道、フミ叔母宅に寄りオンラインで撮影した写真を、みんなで見てもらいました。チイ叔母宅にもより、見てもらいました。話ができなくなってしまった梅やんはずいぶん遠い所まで行ってしまった感じが致します。
「ありがとう、ありがとう」と私によく言ってくれた梅やん。私は長い介護の期間にやさしい言葉をかけてあげられなかったし、やさしい介助はしてあげなかったのですが、もう少し良く話を聞いてあげたらよかったなあ、と後悔に似た感情が込み上げて来ました。チイ叔母の目の前に黒滝寺が見えます。梅やんの魂は高い所に、お寺の近くまで行ってしまったような気が致しました。


くつろぐ梅やん、最後の元気な写真です。2回目のコロナワクチン接種を終えた梅やん。チイ叔母がくれた手作りのパンを食べ、ココアを飲んでいる最後の写真です。



家の冷蔵庫には梅やんのために買い、食べずに残してしまったミックスゼリーがひとつだけ残っております。
それでは今日はこの辺で。