Kind of Good

私の好きなもの

いつものように、いつものところに

2015-09-14 19:05:08 | Weblog
去年も前の公園の草がきれいになって彼岸花のことを投稿していた。
去年の今頃投稿していたブログを知らせてもらって、つぼみの彼岸花を見つけた。
律儀に毎年季節をしらせてくれるいつものように、いつものところに。
今回もご近所の方が本格的な器械を使ってボラティアでさっぱりときれいな公園にしてくださった。
次の日さっそく保育所の幼児が砂場で遊ぶかわいい声がきこえてきれいにしてほんとに良かった。

秋刀魚を焼いても栗の甘露煮を作っても元気だった連れ合いを思う。
病名を知ってから入院するまでの3日間もっと好きなもの美味しいものを食べてもらえば良かった。

新聞広告に1面で、5,6年先のことを思い煩うよりも今日1日明日1日が充実した日であるようにと斉藤茂太さんのにこやかな顔があった。

義妹が先週長い闘病の末静かに息を引き取った。「よく頑張ったね、えらかったね、楽になったね」と声をかけた。
そしてやはり夫が後に残るよりは妻が残る方が良いかもと実感した。
日常ではないことがあると、元に戻るのに三日は掛かる。歳を感じることしきり。

久しぶりに麦ごはんを炊いた。とろろを作り、美味しいお味噌汁を作り、鰆の西京焼き、焼きナスビと自分だけのために作るのはなんとも侘しいけれど、食べた物が体を作ると思って手作りを心がけている。今夜が最後の食事とならないとはだれも保証してくれない。
水害のすごさ、地震も、火山の噴火も、人や先我や先。

秋刀魚を1匹、さわらを一切れは買えなくて秋刀魚も2匹塩焼きにし、1匹はほぐし身にして保存、さわらは一切れを冷凍うどんと水から煮て良いだしが出る。残りを白みそとお酒に漬け西京漬けに。さごしやさわらは多い時は豆腐や刻んだ野菜を入れてさつまあげに。

一人分を変化を付けて料理するのもだいぶ慣れてきた。
もともと料理は好きだったけど、連れ合いがいつも美味しいものは「美味しいなあ」と言ってくれた。
それが私の料理を育ててくれたのだとつくづく思う。

今日も一日つつがなく過ごせたことに感謝して、明日はさて何をしようか。