分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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気ままに綴っています

血液検査で見る乳がんリスク

2020年10月30日 | 身体・健康

前回はこちら💁‍♀️

乳がん家系の人が日頃気をつけておくべきポイントを

分子栄養学的にまとめてみました


今日は、

前回まとめた日頃の食生活や生活習慣以外に、

健康診断の血液検査

セルフに乳がんリスクをチェックするポイントについてです


前回、"ビタミンB6やマグネシウム、リチウムがエストロゲンを代謝する"

と書いてますが、


なかでもB6は

脳の神経物質🧠の合成などにも必須で、

様々な代謝で重要な役割を担うヒーロー的🦸‍♀️🦸‍♂️存在


エストロゲン代謝では

不要になったエストロゲンを無毒化する役目に一役買う栄養素ですが、


B6は、

血液検査データではASTとALTの差で見ることが出来ます🧐👏

 

1桁台

または30以上

ASTとALTの差が開いている(ASTの方が数値が高い)


ただし、

一見正常値でも、

高くする要因と低くする要因が混在していると、

データにマスクがかかり正常値になっちゃいますので


上記に当てはまらないからと言ってB6不足が起きていないとは言えないわけで。。。



まるで粗探しだけのためのチェック法なんですが笑。


それでも、

とくに一桁台の人はマズイですので、

一桁が発覚したら生活習慣・食生活を改善しないといけないです

 

AST.ALTが一桁ということは、

結構なタンパク質不足を意味していますので、

日頃しっかり栄養のあるものを食べていない、食べる量が少ない

ことが明らかに見てとれます


風邪をひきやすい

免疫機能が低い

メンタルにムラがある

毎日怠い


などなど

なんか身体を無理に動かしているような人は

一桁だと思います


甘いものを食べないと、

やってられないかもしれません🍬🍪🧁🎂



また、もしすでに癌と戦っているということであれば、

タンパク質はガンと闘ううえでも大事です


ガンのひとのQOLをはかるに、

アルブミン数値をひとつ目安になっていますが、

(末期のラインは3.8と言われる)


元気に治療するためにも4は最低でもキープしておきたいところです


データにマスクがかかると、

血液検査では(実際には1桁らしいのに)1桁にならなかったりと、

ちょっと読み方にコツがいるので、

全ての人に参考になるチェックではないのですが


AST ALTが一桁の人、差が開き過ぎている人にとっては、

B6不足や低タンパクを図る簡単な指標になると思います


また、30以上と高い人は、脂肪肝の疑いもあり、

B6不足にプラスして、

これまた解毒能力に関わってくるので、

よろしくありません


乳がんリスクのある人は、

以上のことからも

血液検査のASTとALTも気にかけてみてください{/hikari_pink.gif"/>

コメント
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