分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

痩せないダイエットの落とし穴

2021年03月07日 | 身体・健康

痩せたい!!!


と、思っている人が、


手っ取り早く瘦せようと
とる、

ありがちなパターン

 

食事を抜く!!!!

 

20代のわたしは、

まさにこのダイエット法をしていました

 

とにかくギリギリまで食べない
食べなきゃ痩せる!!

 

ということで、


食べずに運動、

食べずに仕事

食べずに買い物

 

とくに一番はセール中に
買い物している時、

興奮して全くお腹が空かない…

という経験を度々しております。

(笑)

 

 

出かけたり、

活発的に活動していると


案外空腹を感じずに、
何時間も食べずに過ごせてしまいますよね

 

その理由は、

血糖値を上げるホルモンを出しているから…

 

体感的にもとても元気で
調子も良いです

 

食べていないので
当然痩せるし、

 

良い事だらけ…


にも思えますが。

実はこれ、とても落とし穴です

 

痩せるけれど、
長期的に見ると

非常に身体によろしくないのです

 

その理由は、

基礎代謝の低下

 

食べないと当然痩せますが、
身体的には飢餓状態と判断

 

次第に基礎代謝を低下させ、
身体を冬眠モードにしてきます

 

たまにしか食べ物が入ってきませんので、

身体はやっとこさ入ってきた
(食事)エネルギーを、

すべて溜め込もう溜めこもう…

と働くわけなんですね

 

ちょっと食べただけなのに、

太るということが起きてきます

 

やっぱり食べると太る!!!

もっと我慢して食べないようにしよう!!!

 

と、もっと食べない選択をしてしまい

さらに代謝が落ちて
どんどんと太りやすい身体になってしまう…

 

代謝に関わる器官・ホルモンは

甲状腺です、、

 

食べないダイエットを
長年繰り返してきた人は、

 

甲状腺機能が低下している
可能性が高いです

 

・欠食するダイエットが思い当たる
・食べたらすぐ太る

 

そんな人は、

是非血液検査データで
(甲状腺ホルモンを出すためのホルモン)
TSHの数値をチェックしてみてください

 

(1以下の場合は、

要注意です

 

痩せるためには

基礎代謝をアップさせる!!
ということで、

よく、「筋トレしましょう!!」

 

と言われていますが、

女性の場合は、
筋トレを喜んでやる人…

少ないのではないかと。。

 

わたしは筋トレが大っ嫌い

 

食べないダイエットは
短期的に見ればすぐ痩せますが、

長期的に見れば

基礎代謝を低下させ、

ちょっと食べただけでも

太る身体が出来上がってしまいます

 

代謝低下を起こさない

一番の方法は、

エネルギー不足を起こさないこと

 

つまり、

こまめに補食を摂る

 

食べないダイエットと、

真逆のことが必要になるのです

 

食べないダイエットに慣れている人は、

このこまめな補食…

これを、なかなか受け入れることが
出来ないと思います。。。

 

食べたら太ると思っているし、

実際に甲状腺が低下して

太りやすい体質が既に
出来あがってしまった人なら、

実際に食べたら食べた分だけ太るからです

 

このタイプの人、

水だけでも太ります

 

その体質から抜け出すためには、

代謝をアップさせることであり、

筋トレも正直しんどいので、

まずは栄養たっぷりで、消化にも負担のかけない
スープなどで、、
とにかくエネルギー不足を起こさないこと

 

これが瘦せ体質をつくる、(戻す)

一番のステップです

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自殺者と低コレステロール

2021年03月06日 | 身体・健康

「コレステロールって高くてだめ、
低いのもダメなの?」

「はい、だめです🙅!!!」



これ、今日の話題です

 


先日、姉が胃腸科で血液検査をしたようで、
結果を見せてくれました

 

総コレステロールが
160もありませんでした

 

低さに驚愕っ

 

コレステロールが低い

これ、案外
”良いこと”だと思っている人
多いと思います

 

 

先生にも、
「少しコレステロールが低いですね」
とだけ言われたようです🏥

 

姉のこのコレステロール数値は、
わたしが見ると、


自殺する人の数値…

或いは、
暴力行動をする危険人物


分子栄養学を学んでいる身の
わたしからすると、

このコレステロール値で
(よくそんなに元気ふつうだねぇ…)

と思わず疑う…。

我が姉でありながら
メンタルも行動もヤバそうな
危険人物な人の数値です(笑)

 

 

コレステロールと聞くと、
悪いものにされがちですが、
身体が不要なものをつくるわけがありません

 

コレステロールの働きはかなり重要です

 

・細胞膜の構成
・ビタミンD
・胆汁
・性ホルモン
・コルチゾール(高ストレスホルモン)
・コエンザイムQ10

 

コレステロールが低い
ということは、

これらが上手く作れず、
性欲が低下したり、疲れやすかったり、
乾燥に悩まされたり、

油ものが食べられなくなったり、、、

諸々と不調が出てくることが
予測できます

 

姉の低コレステロールは、

自殺者の数値…(笑)

と言いましたが、


コレステロール低値と、
自殺者の関係性を示す、
いくつものデータが発表されているそうです

自殺者のコレステロールは、
160以下であることが多いそうな

 


暴力行動、自殺、、、
そんな問題児では
コレステロールが低いとか

 

自殺や鬱、

メンタルとコレステロールの関係性は、
ひとつは脳が脂肪、
神経伝達に関わるミエリンが
コレステロールを材料にしていること

 

他に見、
コレステロールとセロトニンには
一定の関連性があるとか言われていること

 

などでしょうか。。

 

どちらにしても

コレステロールが低いということは

決して良い事とは言えなそうです…

 

 

脳のコレステロールと
肝臓で作られるコレステロール、


実は肝臓で作られた分が
脳に届いているわけではありません

 

脳は脳で、自前でコレステロールを作っていますが、
肝臓でコレステロールが充分に作れていない人が、
脳でコレステロールを充分に作れていると
考えずらいです

 

つまり、
脳のコレステロール値を測定出来ずとも、
肝臓でのコレステロールの数値、
つまりは血中のコレステロール値が、

ある程度脳のコレステロール数値の指標になります

 

わたしの姉は血中コレステロールが低いわけですが、
脳のコレステロールも低いと予想出来ます

 

そういう意味で、
血中コレステロールは脳、メンタル状態を
見る良い指標にもなりますね

 

肝臓でのコレステロール合成は、

糖を材料に(肝臓では脂質・タンパク質も基質になる)
*アセチルCoAが出来て、
そこから最終的にコレステロールが肝臓で合成される流れです

*コレステロールの合成には、
三大栄養素である脂質・糖質・タンパク質が
分解される過程で作られる
アセチルコエンザイムA(アセチルCoA)が必要

 

 

欠食が多く、あまり食べていない!!

=コレステロールが低値

 

低たんぱく過ぎる!!
=コレステロールはタンパク質に結合して
体内で運ばれるため、
低たんぱく過ぎてもコレステロールが低値

 



血中コレステロールが低い人、

脳でもコレステロールが上手く
合成出来ていないかもしれませんよ

 

うつっぽい

無性にイライラしたりする、

切れやすい、、

 

そんな人は、

自身の血中コレステロールの値
少し気にかけてみると良いかもしれません

 

高くても問題ですが、

160台や、それ以下の場合、、、
食事の食べ方に問題がある可能性が高いです

 

甘いモノが大好き、
お腹空いたら甘いものをつまむ、、

空腹時間が長く欠食が多い

などなど。。

 

コレステロールが低くなる要因を
探ってみてください

 

 

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コロナと免疫、ビタミンDとコレステロール

2021年03月05日 | 身体・健康

コロナが怖い!!

という方

免疫力を強化するのがおススメ~~

 

てなわけで本日は

免疫のお話です

 

 

免疫アップにはビタミンD!!

ですが、

 

まずはよく眠り、

規則正しい生活をすること

 

免疫が下がる一番ありがちなのが

交感神経優位による
コルチゾール過剰です

 

コルチゾール過剰は
免疫を低下させます

 

寝ていない、
夜更かし、

こんな睡眠サイクルでは、、
交感神経優位になり、
コルチゾールが過剰になります

 

頑張りすぎたあとに、
時間差で風邪を引いたり、

体調を崩したり、、

アレルギーが出てきたり、、

 

そんな経験をしたことがある人
少なくないはずです

 

コルチゾールがガンガン出ている時は

案外元気でこなせるけども…

 

暫くすると、ダウンしてしまう…

 

これはある意味、身体が自分を守るため?に、
強制的に免疫を下げて、

休みなさい!!!の、
合図だと思っておくと
良いかもしれませんね

 

そうなる前に気を付けておきたい
ところではありますが…

 

免疫アップをするには
ビタミンDが有効!!!
ということでしたが、

ビタミンDは
皮膚で合成されてます

 

皮膚のメラニン色素は、
個人差があるので、

出来たらメラニンがない
手のひらを太陽にあてると良いそうです☀

(ちょっと恥ずかしいけど、手を上に向けて歩いてみるとか

 

日光を見事にゲットして(笑)
コレステロールを材料に
体内でビタミンDが合成されます

 

ここ大事なポイント、、

太陽にただ当たるだけでは甘い(笑)

ということが分かりますね…

 

コレステロールがないと、

ビタミンDの合成が上手くいきません

 


コレステロールがない人って
どんな人か?


というと、


例えば

欠食して、、しっかり食べていない人
(←そもそもコレステロールが低い)

甲状腺機能が低下して基礎代謝が低下している人

暴飲暴食で高コレステロール血症の人

 

など

 

コレステロールが不足していても
もちろん(ないから)使えないし

あるのに、使えていない人もいます
(このタイプは高コレステロールの人に多い)

 

血中のコレステロールが高いから、
沢山コレステロールが使えるよ…


とも言えないようなんです

 

 

日光に当たるだけじゃ甘い…ってことで

ビタミンDを作るのも
楽じゃない…ですね

 

条件が整って、
ビタミンDが合成!!

されるわけですから、

 

 

コレステロールに問題ありそう。

自分が太陽に当たっている暇ない。

 

そんな方。(笑)

 

朗報です👂👂👂

 

キノコを太陽に当てることで

ビタミンDがアップ!!


🍄🍄🍄



野菜やらキノコやらを、

自分の変わりに日光に当てて、
ビタミンDがアップした食材を
食べる!!!!

これ、おススメ

 

 

ただし、、

 

ビタミンDは脂溶性ビタミン

胆汁というモノが出ていないと、
せっかく摂取したビタミンD

これまた上手く吸収出来ない
なんてことになります

 

胆汁もコレステロールが材料なんです。。


コレステロールに問題がある人は、
VDを食品から摂っても
思った以上に吸収出来ていないとも言えます

 

ここでさらに一工夫で、
胆汁分泌を促す苦~い食べ物を
一緒に摂ること

 

日光にもなかなか浴びれない
コレステロールにも問題がある

そんな人は、

まずは干したキノコや野菜を
胆汁分泌を促す苦い食べ物と一緒に

せっせと食べる

 

 

干した野菜って、

甘味が増してとっても美味しいですしね

 

免疫力をアップ!
ということでビタミンDについて

書きましたが、

 

根本的には、
ストレスを溜めない!!

(交感神経優位になるとコルチゾールが過剰出て、免疫バランスを崩してしまうため)

このストレスって
何ですか?

というと、

忙しい…とか。
メンタル面のストレス

だけに限らず、、

 

欠食も身体にとっては非常にストレス!
睡眠不足も身体にとっては非常にストレス!

です

 

その他、
免疫力を司る腸内環境を整える!!

(免疫の半分以上は腸に存在している

 

免疫力を上げるとは、
日頃から色々と出来ることがあるとも言え、

それは実は案外

基本的な規則正しい生活習慣
というところに行き着くのでした…

 

 

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空腹ブームとちょっと怖い話。

2021年03月02日 | 身体・健康

メンタリストDAIGOも推す
空服…

 




30万部越え
大ベストセラーで
現在話題になっている

「空腹」こそ最強のクスリ

 

 

1日2食
16時間の空腹を作ることで、

 

オートファジーという
身体のタンパク質壊して
リサイクルする仕組みが活性化する

 

古いものが壊れて
新しく生まれ変わるから
最強のアンチエイジングで
健康に良い!!!!

 

との事。。

でもこれちょっと待った


本には誰にでも
簡単に出来ておススメ


的なことが書いてあるですが…、


この本を書いている先生は、
糖尿病・高脂血症・生活習慣病
の患者さんを普段診ておられる先生です

 

どちらかと言うと、
メタボ・肥満体系の方が多い印象ですが
どうなんでしょう…

 

実はわたし自身、
かつては断食・ファスティングを
する日を夢見ていた時期もあります

 

本の中では、
空腹、つまり飢餓状態が
最強のクスリになる
と言っているのですが、

 

 

現在のわたしはと言うと、
飢餓状態を極力避ける
食習慣を意識しています。

 

過去記事ではファスティングを
目標、憧れとして書いてましたが、

今のわたしはファスティング

全く興味がなく、
わたしの身体には到底合っていない
と、思っています

 

そうして現在は、
この本に書かれていることと
まるで真逆のことを
やっているわたしです

 

飢餓状態が、
多くの人の健康にとって良い

というのは、
ちょっと怖いかな…
というのが

わたしがこの本を読んだ感想です🤔

 

確かに肥満、メタボの人が
暴飲暴食して、

身体に蓄えてしまった脂肪やらを
どうにかこうにかリセットする
ためには、
良い方法かもしれませんが🤔👏

 

細身で低血糖持ちの
特に女性…

 

筋肉もなく、
飢餓に耐えられる身体ではない
という方も多いと思うのです🤔

 

身体の仕組み的には飢餓状態になると
交感神経を優位にして
血糖値を上げるホルモンを出して対抗します

 

ホルモン頼りです

 

身体的には非常にストレス…

 

しかし、
ホルモンのお陰で、
体感はとても良いです

 

だから空腹最強だ!!!

 

と思うかもしれませんが、

もしその空腹を
交感神経を優位にして
ホルモン頼りで動かしているのだとしたら…

 

長い年月をかけて
自律神経のバランスが崩れてしまい
兼ねません

 

身体へのストレスが長期化すると

・副腎疲労
・甲状腺機能低下

にもなり兼ねません

 

 

暴飲暴食で臓器が休まらない
人類は食べ過ぎだ

ということであれば、
ただ単純に暴飲暴食を辞め、

 

糖質過剰を辞め、
バランス良く適切な量を食べ、

 

長い空腹時間を作らずとも
胃に負担をかけないように

ボーンブロスなどでエネルギー源を
補給する

 

という形が、

まず合っている人もいるはず

 

極端に何時間もの空腹時間を摂る方法が
自分に合っているか?

または空腹に弱く、
少しづつエネルギー補給をして
あげた方が合っているか?

 

ファスティングをしよう
と思った場合は、
これを気を付けてやると、
身体を壊さずにすむかも


ちなみに、ファスティングで
体調が元気
という方は、

長期でやる場合は、

交感神経のバランスを血液検査データ
でモニタリングするのがおススメです

 

体感が絶好調!!!

の代償に、
もしかしたら、
自律神経のバランスが、

かなり交感神経優位の状態として
検査データに現れているかもしれません

 

白血球分画で、
好中球が60~70を超えてきたら
要注意です

 

 

 

 

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