森山裕農林水産相は8日の閣議後記者会見で、2015年1~10月の農林水産物・食品の輸出実績(速報値)が前年同期比23.2%増の6029億円だったことを明らかにした上で、「通年では昨年の6117億円を超えて、過去最高を更新することが確実になった」と述べた。
農水省によると、1~10月は農産物、林産物、水産物がそれぞれ2割以上増加。特に野菜・果実が44.8%増、コメなどの穀物が35.7%増と大きく伸びた。輸出先は香港や中国などアジアが中心だが、オランダ向けは6割、アフリカ向けは4割増えた。
政府は環太平洋連携協定(TPP)関連政策大綱に、農林水産物・食品の輸出額を20年に1兆円に拡大する目標を「前倒しする」と明記している。森山農水相は会見で「世界で評価されるものを作っているという意識を(農家に)しっかり持ってもらうことが大事だ」と強調した。
以上、時事通信
私はTPP反対です。理由はアメリカみたいに1%の富豪と99%の貧乏人のような割合で、病気しても病院に行けない国になりたくないからです。
しかしながら、円安が長くつづくと日本に有利に働くと思われます。
アメリカから見たら、TPPを始めても日本は円安であり、殆ど魅力ありません。
関税を取っ払っても問題ない状況で緊急な心配事はないのですが、非関税障壁に関して将来保険、医療、金融、投資の分野でアリの一穴を狙ってアメリカ企業が日本に圧力をかけてくると私は思っています。要は、日本の保護政策を「アメリカと同じ法律に変えなさい」というものです。
国民皆保険については対象外だと政府は言っており、すぐTPPがスタートして問題発生するとは思えませんが、将来的には用心してないとアメリカの99%の貧乏人に日本国民が成り下がることになります。