2016年LPGAツアー公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)第3日が、5月7日、茨城県つくばみらい市・茨城ゴルフ倶楽部東コース(6,605ヤード/パー72)で行われ、レキシー・トンプソンが圧巻のプレーを披露。トーナメントコースレコードタイ記録の65をマークして、通算13アンダーで単独首位に立った。5打差の2位タイは渡邉彩香、イボミ。(天候:晴れ 気温:23.5℃ 風速:5.1m/s) ライバルを圧倒する飛距離のアドバンテージに加え、パッティングが面白いように決まる。こうなると、ゴルフ界でいわれる「私の日」だ。レキシー・トンプソンは、この日のプレーを「98点」と自己採点した。
2点のマイナスは、「18番でバーディーをとれなかったから」。もし、バーディーを奪っていたら、トーナメントコースレコードを更新していた。
トンプソンといえば、誰もが世界一の飛距離のイメージばかりが先行する。確かに、その通りだが、「好スコアをマークしたのは、パッティングが良かったから」と解説。「プロアマ戦の後、パッティングの練習をかなり行った。パターのウエートを調整しながらです。おかげでうまくセットアップできた。
グリーンのコンディションが素晴らしい。でも、攻略するのは簡単とはいえない。きょうは、アドレスする前にパッティングのラインを頭に描いて、入れと強く念じた」という。
加えて、日に日に体調が良くなっていることも、スーパープレーを後押しする。「ようやく日本時間で生活することに慣れてきた。時差ボケは解消したようだけど、明日はどうなるか…」。慢心する素振りすらみせない。
もちろん、2位に5打差をつけたことは、大きなアドバンテージ。とはいえ、「調子がいいといっても、決して簡単だと思う日が、ゴルフにはありません。自分に集中。素晴らしい選手が多く、きっと追いかけてくる。
最終日もできるだけ多くのバーディーをとる」と語った。
以上、日本女子プロゴルフ協会
ゴルフは最後まで分かりません。トンプソンはパープレイで優勝と思い、渡邊彩香が3日目のスコア-7でラウンドすれば、ー15まで伸ばせます。
今回のラウンドで渡邊彩香選手がステップアップすることに期待しています。