2016年LPGAツアー第30戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)が10月7日、静岡県裾野市・東名カントリークラブ(6,586ヤード/パー72)で開幕する。6日は、プロアマ大会が開催された。
ディフェンディングチャンピオン、イボミが連覇を目指して、リ・スタートを誓った。「久々に楽しいゴルフができた。
ショットがとてもいい」とほほ笑んだ。前週の日本女子オープンゴルフ選手権競技で、自身初という「体調不良で途中棄権。韓国でも、体の不調でやめたことはなかった」と話した。それだけに、今大会は、「きょうは、とても天気が良かった。ちょっと暑かったけど、気分はいいです。前週の分もいいプレーをお見せしないといけませんね」。さらに、プロアマ大会では、こんなことがあった。
「同組でプレーした3人の方に引っ張られた印象です。特に(LPGA・小林浩美)会長のパッティングがものすごい。おかげで、私はパッティングをすることがほとんどなかったですよ」と目を丸めたほどだ。周囲の熱気にあおられて、イも急上昇というわけだろう。まさに、病は気から。プロアマ大会では見事に優勝を飾っている。
そうはいっても、前夜は台風18号の置き土産で、強風が吹き荒れた。「午後9時30分頃、ベッドへ入ったけど、すぐに風のものすごい音で目が覚めた。とても眠れない。母は、ティッシュペーパーで耳栓をすれば…。でも、まったく役に立たない。枕を耳の上に乗せて、ようやく音がしなくなった」。そんなこぼれ話を話すのは、元気になった証拠だろう。そして、自身のイラストが大会ポスターになっていることも気分上昇の源。「顔が小さいし、なんかいい感じ」と見とれていた。
1日目は、日本女子オープン選手権競技で優勝した、畑岡奈紗、笠りつ子と同組でプレーする。「プロの貫録? それはりっちゃんがやってくれるでしょう。私は、1日4アンダーを目指して頑張るだけですよ」。通算20勝、生涯獲得賞金7億円など、個人的な目標は盛りだくさん。ツアー終盤戦へ弾みをつけるためにも、好スタートは、何よりの良薬となるが-。
以上、日本女子プロゴルフ協会
イボミは1日4アンダーを目指してプレーするようです。
畑岡奈紗は5アンダーでラウンドすることを願っています。
なお、イボミの組は9:50スタートです。