日本復帰の有村智恵 シード権獲得ならず国内QTへ

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース　２日目（21日）◇マスターズGC（兵庫）◇6523yd（パー72）

 

今シーズン途中に米国から主戦場を日本に移した有村智恵が通算３オーバー72位タイで予選落ちを喫した。今季のシード権を持たない有村が主催者推薦で出場できる上限８試合に、今大会で達した。前週までの賞金ランク79位から上がれず、来季のシード権獲得はならなかった。11月２日から始まるセカンドQT（二次予選会）に回ることが決まった。

 

有村自身も被災した４月の熊本地震をきっかけに３年半いた米国を離れる決意をしたが、国内ツアー通算13勝の実力は発揮できなかった。主催者推薦と歴代優勝者の資格で計10試合に出場したが、予選落ちが４回。「日本女子オープン」での10位が最上位と低迷した。積み上げた賞金は633万1728円で、シード権のラインとされる2000万円には、遠く及ばなかった。

 

限られた出場権で日米の芝など環境の違いに適応するのは容易ではなかったが、「米国で毎試合違う芝でやるなどしていた。私の適応能力がなかった」と冷静に話した。

セカンドQTのあとは、サード、ファイナルと続く厳しい戦いが待ち受ける。「悪い部分があるからこの結果だと思う。まだ日本でやりたい気持ちがある。しっかり分析して、修正したい」と先を見据えた。（兵庫県三木市／林洋平）

 

以上、ＧＤＯニュース

 

アメリカで通用しなかった選手が日本で即シード入りすると思うこと自体、甘い。

 

過去の人になった有村智恵、ＱＴから這い上がって、トッププレーヤーに戻ることができるだろうか？

女子の場合、年齢を重ねると衰えが早いように感じる。

有村智恵にとって厳しい戦いが待っている。

畑岡奈紗は62位にじわり浮上／米女子セカンドQT２日目

◇米国女子◇セカンドQT ２日目（21日）◇プランテーションG&CC（米フロリダ州ベニス）◇ボブキャットコース（6536yd／パー72）、パンサーコース（6363yd／パー72）

 

来季の米国女子ツアー出場権をかけたセカンドQT２日目。通算２オーバー82位から出た畑岡奈紗（17＝ルネサンス高３年）はボブキャットコースをラウンド。１バーディ、２ボギーの「73」でプレーして、通算３オーバー62位に順位を上げた。

 

ナガトリ・ミカはパンサーコースを「78」でプレーして通算５オーバーの79位。佐藤絵美はパンサーコースを「79」として、通算８オーバー121位。アマチュアの中山綾香はボブキャットコースを「74」でプレーして、通算13オーバー174位とした。

 

今年は193人の選手がセカンドQTを受験中。予選カットはなく、４日間競技で80位タイ以内に入ればファイナルQT（11月28日～12月４日）に進出できる。

 

以上、ＧＤＯニュース

 

ファイナルに進出するには、８０位以内のはいらないといけません。

初日８２位からじわっと順位をあげて通算３オーバー、６２位にしています。

あと３６ホールあるのでアンダーパーまで上げて２０位以内に入ってほしいですね。

 

明日明後日も注目したいですね。

次週オフの笠りつ子、高額賞金大会の今週で「２試合分、稼ぐ」

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース　２日目（21日）◇マスターズGC（兵庫）◇6523yd（パー72）

 

賞金ランク３位の笠りつ子が首位タイで決勝ラウンドに進んだ。５バーディ、１ボギー「68」で回り、通算９アンダーでキム・ハヌル（韓国）と並ぶ。賞金ランク１位のイ・ボミ（韓国）とは3315万4665円の差があるが、今季２勝、トップ10も20回と好調を維持している。優勝賞金2520万円の高額大会で、一気に差を縮められるが、「まだ36ホールある。（優勝は）そんなに楽なもんじゃないからねー」と笑い声を響かせた。

 

抜群の安定感が光る。２日間で叩いたボギーは３パットした２つ。この日も、８番で80yｄから１mに置いてバーディ。さらに９番でも158ydから７Iで1.5mに落として連続とした。後半は、父・清也さんも「決まるようになった」とうなずくパットがさえた。12番で12mのスライスラインを読みきった。

 

「まだ、賞金女王とかは考えてない」と言うが、流れは確実に来ている。イとの差は少なくないが、優勝を逃した直近２試合でも首位で最終日を迎えるなど上位に入る活躍。対するイは、連戦の疲労で、12戦連続トップ10入りしていた前半戦と比較すると勢いは停滞気味。高額賞金大会続きの終盤戦。イの状態次第では、逆転の可能性は十分ある。

 

「（ランクより）数字の方にこだわりがある」。すでに達成したため２週前に変えたが、年間１億円を夢見て２年ほど携帯の待ち受け画像を札束にしていた。とはいえ、プロになって以来、預金通帳は見たことない。熊本の実家にいる母が管理している。「そろそろ見ようか。いつにしよう」。アハハと笑う。

 

今大会で７連戦目。「さすがに疲れた」と次週の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」は出場しない。否応なくプレッシャーがかかるタイトルレース。「２試合分、稼ぎたいな！」と明るく言い残す姿には、逞しさもあった。（兵庫県三木市／林洋平）

 

以上、ＧＤＯニュース

 

現時点で日本人トップの賞金獲得者、笠りつ子です。

 

疲れも溜まってきている時期であり、あと３６ホール体力勝負なのかも知れない。

 

金持ちですね。古閑美保も言っていましたが、古閑美穂は貯金５億持っているそうです。笠りつ子も億単位で貯金しているんでしょうね。羨ましい。

 

笠りつ子はノーコック打法なため、ボールがあまり曲がりません。

疲れで軸のブレがあったみたいで修正して調子を戻したようです。

 

最終日の詰めが甘いので、しっかりマネジメントして勝利してほしいですね。

2nd day プラスワン～ささきしょうこ～

NOBUTA GROUP マスターズGCレディース　マスターズゴルフ倶楽部（兵庫県）2日目

 

　一流選手への道は、サインからスタート。イラストやデザインを職業としている知人から、そんなアドバイスを受けたのは、小学6年生だ。

　「6種類のパターンをつくってくださった。いい選手、一流の人はいいサインをつくらないといけない。そう、言われたことが印象に残っています。6種類から自分で書きやすいものを選んで、何度となく練習を重ねた。オリジナルとして、ハートのマークと68を加えました。数字には、いつも68がマークできるように、という願いを込め、誕生日の6月8日をかけています」という。この日も、ホールアウトするとサインを求めるファンの長い行列ができた。

 

　今回は凱旋である。7月の大東建託・いい部屋ネットレディスでツアー初優勝を飾った。宝塚の自宅へ帰ったのは、3か月半ぶりだ。よく初優勝をすると知り合いがものすごく増える、といわれているが、「本当にその通りでした。子どもの頃に会っただけの方などが、良かったね、と声をかけてくださいましたよ」と笑っている。今回は自宅からコースへ通う毎日。ただ、19日のプロアマ大会からの帰路では、ちょっとしたトラブルに見舞われた。

 

　通常なら車で約45分程度だが、高速道路で事故渋滞に巻き込まれ、全く動く気配がない。そこで一般道へ迂回したが、こちらも渋滞がひどかった。運転をしていた父・修治さんが一計を案じ、「あすも朝がはやい。何時につくかわからないから、電車で先に帰った方がいい」。すくざま、その言葉に従った。ただし、最寄りの西宮名塩駅までは、徒歩で1.3キロもあった。

 

　「疲れました。ゴルフ場で歩くのは平気ですけどね。それよりも、電車に乗ってからが…。ゴルフウエアのままでしたからね。それもちょっと派手めだったから。コースではスッと周囲に溶け込んでしまうけど、電車に乗ると異様な視線を感じました。気がつくと、私だけが浮いてしまって…」。これもプロゴルファーの宿命というものだろうか。

 

　ちなみに、目下の賞金ランキングは30位だ。残り試合の目標は、もちろん2勝目をあげることだが、「最低でも30位以内は死守したい。来年の日本女子オープン選手権競技の出場資格がある。それから、新人賞を獲りたい。最初で最後のチャンスですからね」。地元兵庫で、しかも高額賞金の今大会に全力投球である。

 

以上、日本女子プロゴルフ協会記事

 

 

日本の若手選手に期待しています。

ささきしょうこ、松森彩夏、畑岡奈紗ら20歳前後の選手には東京オリンピックを目指して成長してほしいと願っています。

 

韓国の選手に勝つことが成長の証しだと思います。