G7サミット=主要7か国首脳会議に出席するためイタリアを訪れている安倍総理大臣は、アメリカのトランプ大統領と会談し、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮への対応で日米両国が連携していくことを確認しました。
G7サミット=主要7か国首脳会議に出席するためイタリアを訪れている安倍総理大臣は、首脳会議の会場近くのホテルで、アメリカのトランプ大統領と日米首脳会談を行いました。
会談は日本時間の午後5時半すぎから始まり、予定より30分長い、およそ1時間にわたって行われました。安倍総理大臣がトランプ大統領と会談するのは、ことし2月のワシントン以来のことです。
会談の冒頭、トランプ大統領は「友人の安倍総理大臣とは北朝鮮やテロなど世界のさまざまな問題を話し合う。特に北朝鮮の問題は世界的な問題だと断言できる。絶対、解決されなければならない問題だ」と述べました。
これに対し、安倍総理大臣は「トランプ大統領のNATO=北大西洋条約機構、そして中東訪問の大成功に祝意を表したい。世界の安全保障について強くコミットしていく姿勢を示していることを評価したい。北朝鮮の問題はもちろんのこと世界のさまざまな課題にともにしっかりと連携していくことを確認したい」と応じ、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮への対応で日米両国が連携していくことを確認しました。
安倍総理大臣は、今回のサミットで、北朝鮮問題や、世界各地で相次ぐテロに対して、G7が連携してきぜんと対応していく強いメッセージを発したい考えです。
このため、安倍総理大臣は、サミットでの討議に向けて、トランプ大統領に対し、北朝鮮に核や弾道ミサイルの開発を断念させるには各国が厳正に国連安全保障理事会の制裁決議を履行するとともに、圧力をさらに強める必要があるという考えを伝えたものと見られます。
また、安倍総理大臣は、トランプ大統領が貿易などに関して保護主義的な政策をとることに肯定的な姿勢を示していることを踏まえ、自由で公正な貿易の重要性を指摘し、自由貿易体制をともに推進していくことなどを求めたものと見られます。
以上、NHKニュース
日本にとって、安全保障が一番でしょうね。
北朝鮮はもとより、中国の脅威に備えないといけないと思います。
尖閣、南シナ海を中国から奪われないように連携が必要ですね。