学校法人「加計 ( かけ )学園」の愛媛県今治市での獣医学部新設を巡り、日本獣医師会の蔵内勇夫会長は21日、昨年11月に面会した山本地方創生相が、新設候補地として京都にも言及していたと明らかにした。
獣医師会側は自ら作成した面会記録を基に、山本氏が「加計学園ありき」の発言をしたと指摘してきたが、食い違いが生じた形だ。
蔵内氏は21日、読売新聞の取材に対し、学部の新設地について「山本氏は四国に限ったわけではなく、京都にも言及した」と証言した。さらに「どうしても作るなら1校にすべきだという展開になった」とも述べ、面会後に1校に絞るよう要請したことも明かした。
面会は昨年11月17日、東京都内の同会事務所で行われた。山本氏の来訪に蔵内氏や同会顧問の北村直人元衆院議員らが応対した。
以上、読売新聞
加計ありきか、そうでないか、問題になることが不思議だ。国家戦略特別区域諮問会議制度のルールに基づいてやっているため、国民の知らないところで決まっているから、こういう不信感が出る。
メンバーは民間議員と言うが、国民の信任は得てない。この人たちが進める形がいいのか?疑問だ。
「内閣府に、国家戦略特別区域諮問会議(以下「会議」という。)を置く。」
「議長は、内閣総理大臣をもって充てる。」
とあり、内閣総理大臣が議長で諮問会議メンバが決めていくため、片寄が発生しやすい。
こういうことは、国会で決める形に改めるべきだと思う。