記者会見に臨む中国外交部の趙立堅報道官。（資料写真、北京＝新華社配信）
【新華社北京5月16日】中国外交部の趙立堅（ちょう・りつけん）報道官は16日の定例記者会見で、バイデン米大統領が13日に「台湾の世界保健機関（WHO）オブザーバー資格回復に向けた戦略を国務長官に求める法案」に署名したことについて、米国の関連法案は「一つの中国」原則と中米間の三つの共同コミュニケの規定に重大に違反しているとし、強烈な不満と断固反対を表明。米国に対し、台湾に関わる問題を慎重かつ適切に処理するよう促した。
趙氏は次のようにも述べた。台湾問題は中国の内政であり、「一つの中国」原則は国際関係の基本準則だ。国連総会とWHO総会の関連決議に基づけば、中国台湾地区のWHO活動への参加は「一つの中国」原則に照らして処理されなければならない。中国中央政府は台湾同胞の健康と福祉を高く重視しており、「一つの中国」原則に合致する前提の下で、台湾地区が世界の衛生問題に関わることに対して適切な手配をしている。
われわれは米国が「一つの中国」原則と中米間の三つの共同コミュニケの規定、国際法と国際関係の基本準則を順守し、台湾に関わる問題を慎重かつ適切に処理するよう促す。同法案を利用して台湾がいわゆる「国際空間」を広げるのを支援してはならない。さもなければ、中米関係と台湾海峡の平和と安定をさらに損なうことになる。
以上、新華社
中共は、戦争なしに台湾を取りたいためにアメリカに手を出させないという姿勢ですね。
どういう理屈で台湾が中共の一部なのか？
国民党の蒋介石が共産党に追われて台湾に逃げてきただけのことであり、
中共から見たら台湾は共産党の敵国なのです。
平気でインチキを言う中共なのです。