いつもながらの「そんなの知ってるよ」というような記事です(笑)
これまで何度かNaP3の設定について書きましたが、今日は窓関数設定です。
設定箇所はDSP設定の右下のWindow部分。
全部で12個の関数が用意されています。
窓関数、少しだけかじったことがありますが、分解能とダイナミックレンジによって性質とか
性能の指標となります。
ただ、分解能とダイナミックレンジは相反するものですから、このあたりは何に重きを置くかで
選択するフィルターが決まってくるのでしょう。
教科書的には色々と書かれていますが、要は自分のニーズに合えば良いわけで・・・・・
上の画像のフィルターをひとつずつ試して行くと、分解能の違いとかは信号波形を見ると
判ります。見分けにくい方でも、何度も変えてみると目が細かいとか粗いとかの違いに
気づくと思います。
私の場合は、微弱信号の検出というところに重きを置いていまして、いかに弱い信号を
ウォーターフォール表示できるかという事で関数を選びました。
ネット上の情報などでは、◎◎関数は微弱信号検出用だとか、△△関数は分解能が良
だとかたくさん出てきますが、それはとりあえず考えず、実際に超絶に弱い信号でどれが
一番良いかを実践的に選んだ結果がHamming関数でした。
それぞれ画面上へのノイズの立ち方など差があって面白いです。