非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

NaP3設定

2015-11-17 12:50:15 | LP-PAN2/SDR

いつもながらの「そんなの知ってるよ」というような記事です(笑)

これまで何度かNaP3の設定について書きましたが、今日は窓関数設定です。

設定箇所はDSP設定の右下のWindow部分。

全部で12個の関数が用意されています。

窓関数、少しだけかじったことがありますが、分解能とダイナミックレンジによって性質とか

性能の指標となります。

ただ、分解能とダイナミックレンジは相反するものですから、このあたりは何に重きを置くかで

選択するフィルターが決まってくるのでしょう。

教科書的には色々と書かれていますが、要は自分のニーズに合えば良いわけで・・・・・

 

上の画像のフィルターをひとつずつ試して行くと、分解能の違いとかは信号波形を見ると

判ります。見分けにくい方でも、何度も変えてみると目が細かいとか粗いとかの違いに

気づくと思います。

 

私の場合は、微弱信号の検出というところに重きを置いていまして、いかに弱い信号を

ウォーターフォール表示できるかという事で関数を選びました。

ネット上の情報などでは、◎◎関数は微弱信号検出用だとか、△△関数は分解能が良

だとかたくさん出てきますが、それはとりあえず考えず、実際に超絶に弱い信号でどれが

一番良いかを実践的に選んだ結果がHamming関数でした。

 

それぞれ画面上へのノイズの立ち方など差があって面白いです。