数年越しで進めてきたタワートップへのHi-Qアンテナ運用の構想ですが、敗北宣言です。
上げるときに大変苦労しましたが、Hi-Qアンテナは昨日の夕方前に取り外して、降ろしました。一旦お蔵入りです。7,10,14MHzという自分にとってのメインバンドの同調がどうしても取れませんでした。キャパシティーハットを外したり、ガンママッチを試みたり、あとはラジアル方式にしたりと手を尽くしましたが、挙動が不変でした。この挙動が不変というのがしっくり行かないのですが・・・・・・
同軸系かなとも勘ぐりましたが、同軸には異常はなく、Hi-Qを他のアンテナに変えると見事に同調しますので、今回の設置環境とHi-Qの相性の問題ということで自分なりに決着をつけました。
アンテナを変えると大丈夫という事はひとつ前進した訳ですが、次に地デジへのTVI。これはHi-Q以上に深い問題であることも明らかになりました。
タワーとTVアンテナの位置関係によるインターフェアだということが判明。試しに仮設アンテナを数メートル離すとTVI消滅。ただし、TVアンテナ系統の不具合によりこうなっているのか、それとも無線のタワーを移設しなければならない問題なのかはまだ判りません。
いずれにしましても、50W送信すると地デジの受信電界強度は50~60dBダウンという強度に抑圧された状態。これでタワー移設となるとHi-Qを載せるために建てたタワーも、Hi-Qも共倒れということになりますが、これが現実であれば素直に受け入れて次のアンテナやタワーを検討していこうと思います。まずは電気屋さんに来てもらって、地デジ系統の点検をやってもらうところからリスタートです。