クラニシ製VC-519を中古で入手することが出来ました。
以前、新品を購入したことがあって、これで二台目になります。
人工GND装置は賛否両論あるようですが、私の場合は実際に重宝したので再び手に入れました。
先日CG-3000が燃えたため、現在は9:1バラン+コモンモードチョーク(DXE製)+MTU(CAT-300)の組み合わせなのですが、
CAT-300と人工GNDを組み合わせて使おうというのが、今回の中古購入の動機でした。
商品到着後、さっそく取り付けて確認してみましたが・・・・・
まったく作動しない???
以前、同じものを使い込んでいますので接続や取扱方法は大丈夫。
もしかしたら、リグからアンテナに至るまで完全に整合されていて、電圧が立っていない?
いやーまさかそんなことはないよな~なんて思いながら、同軸ケーブルを交換。
同軸を交換したのは、給電点からリグに至る全区間がクランプコア、通称パッチンコアに覆われているためです。
素の状態で確認しようかと。
VC-519の電流計、元気に振れ始めました。
つまりちゃんと作動した結果、振れていなかったということでした。
普段使っている同軸の給電点からリグの間は、給電点直下にDXE製CMF、リグの出口直下にはサガミエンジニアリング製のCMFをそれぞれ取り付け、
それ以外の部分はTDK製のクランプコア300~400個で全てを覆っています。
余談になりますが、この状態では同軸ケーブル上のだいたいの箇所で、コモンモード電流もほとんど検出されません。ゼロに近いです。
当然、素の同軸ではしっかりと検出されます。
これまで5年以上かけて少しずつ買い足していったCMFやクランプコアですが、その数はいつの間にか500個を超え、
IC-705や7300の価格と一緒くらいかかったかと思いますが結果的には良かったのかも知れません。
そのようなことで、今回購入したVC-519は単身赴任先では良い意味で役に立ちませんので、自宅や移動運用で活躍してもらおうと思います。
それとこの同軸の場合、数メートルの適当な長さのエレメントでも、同軸ケーブルごとMTUで同調させても、
どうも印象的にはATUの場合と遜色がないような気がしています。
CG-3000の燃えたリレー交換は時間のある時にやるとして、この機会にMTUを使ったアパマン運用を体得してみようと思います。
これについてはまた別の記事にします。
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