非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

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ノイズ対策

2013-10-26 07:04:10 | ノイズ対策
拙宅ではベランダ床面に銅板を敷き詰めていますが、給電点からシャックに至る同軸ケーブルもその銅板の上を通過してい

ます。

前々からこの部分は気になっていたのですが、今月の課題でもあるノイズ対策の一環として、銅板と同軸に間隔を設けてみま

した。また、これ以外にもクランプコア等々を増設。



これが功を奏したかどうかはわかりませんが、SSBモードでプリアンプ20dBを入れてもノイズによってSメーターが振れないこ

とが多くなりました。もちろんどこかしらからノイズを拾ってきますので、常時というわけではありませんが・・・・CWモードでは常

時、プリアンプをONにしてもSが振れることはありません。



このように静かになって聞きやすくなったことで、変化がありました。

ひとつは、ハイバンドでグランドウェーブが良く聞こえます。

Eスポやその他の要因も否定できませんが、例えば今日はここ愛知県東部から21MHzで国内の0、1、2、3、4の各エリアが

聞こえてきました。1エリアなどは一日中結構な局数が安定して聞こえていましたので、このことからも山岳回折も含んだグラ

ンドウェーブなのではないかと考えられます。。7、8エリアも聞こえましたがさすがにこれはEもしくはFでの正規の伝搬でしょう

ね。


次がプリアンプをからめた話です。

基本的に無線機本体のプリアンプは余程のことがない限り使いません。

そんなにアンテナの性能がいいの?と聞かれそうですが、いえいえ、ただ単に内部雑音も増幅されてしまいS/Nが悪化する

からです。外付けのプリアンプを所有しているのですが、お蔵入りしていましたので久々にセッティングしてみました。DPA-W

Hという機器です。1年ぶり以上の登板でしょうか(^^)

ケーブルを伝わってくるノイズがだいぶ減った感じでしたので、登板させました。


このプリアンプはプリセレが内蔵はされていますが、やはり無線機のプリアンプと同様にノイズが多いとノイズ増幅器と化しま

すので使い方には注意が必要でしょう。

でも、同調型のアンプという意味では無線機内蔵のアンプとは異なりますので、正しく使えばそれなりの効果を発揮します。

「それなり」というのは、プリセレクタを使うと信号が浮かび上がるという記事や広告があり、そのイメージを膨らませてしまいが

ちなのですが、そんな劇的な変化という訳ではありません。このあたりの話は別の機会に譲りますが、無線機のプリアンプはO

FFとしてダイナミックレンジを確保しつつ、外部で同調させてから信号を送り込んでやるという感じでしょうか。本題に戻ります

が、結果的にノイズが減った分、外付けプリアンプによってS/Nが向上した事を実感しました。

Sメーターを振らせるためのプリアンプではなく、S/Nを改善させるためのプリセレクタ・プリアンプという接し方です。


そもそも我が家のようなちっぽけなアンテナの場合、プリアンプで信号を持ち上げてSメーターをガンガン振らせても、受信だけ

良くて飛ばないという現象が確実に起こって、呼べども呼べども拾ってもらえずストレスが高まるのは必至ですので(^^;















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